メーリングリストなどで寄せられた労組・ユニオン・労働争議などの情報を掲載します。
●2026.6.9 プレカリアートユニオン 清水直子
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Precariat Union 駆け込み寺から砦へ
非正規雇用でも若い世代の正社員でも組合を作って労働条件をよくしたい!
プレカリアートユニオン(PU)通信 第165号 <2026.06.09発行>
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─□ 目次 □───────────────────────────
1.プレカリアートユニオンの組合員が原告となる未払い賃金請求訴訟で
さくらメディカルケア(株)と勝利和解!ほか
(2026年5月の解決)【解決!】
2.Tokyo Pride 2026で労働・法律相談を実施。
LGBTQ当事者が抱える職場の悩みに耳を傾ける 【LGBTQ労働相談】
3.推し活?セクハラ?ライブハウスシーンの「SSWおじさん」問題を
考える ライブハウスで起きているハラスメントと搾取の構造
【プレカリちゃんねる】
4.6月17日(水)13時、プレカリアートユニオンのYouTubeライブ
#プレカリアートユニオンの社内通報窓口 【2026年6月17日13時】
物価高を生き抜く生活力向上 【プレカリちゃんねる】
5.宮城史門氏に対する請求異議訴訟控訴審で
プレカリアートユニオン勝訴判決(5月28日・東京高裁)
【解決!】
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1.プレカリアートユニオンの組合員が原告となる未払い賃金請求訴訟で
さくらメディカルケア(株)と勝利和解!ほか
(2026年5月の解決)【解決!】
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2026年5月の解決報告です。(※追記あり)
https://precariatunion.hateblo.jp/entry/2026/05/23/210223
・マタハラ(妊娠を伝え育休取得の希望を派遣会社に伝えたら派遣契約終了を通告された)問題、未払い賃金問題について交渉していた派遣会社と和解しました。雇用が維持され産休・育休取得後、保育園の入園条件を満たすまで雇用を補償することなどを合意し、未払い賃金相当額を含む解決金の支払いについて合意しました。
・東京都労働委員会は、プレカリアートユニオンが株式会社サランウイングサービスを被申立人として申し立てていた不当労働行為救済申立事件について、救済命令を発し、5月13日に命令書を交付しました。命令では、過去の総会決議不存在確認判決の存在を踏まえたうえで、2025年9月13日の定期大会において、組合員の直接無記名投票による代議員選挙が行われ、代議員による役員選挙の結果、清水直子が執行委員長に選任されたこと、さらに本件申立て及び審査手続における組合としての行為が追認されたことを認定しています。そのうえで都労委は、
本件申立てが「労働組合の代表権を有しない者」によってなされたものとはいえず、却下事由には該当しないと判断しました。これは、プレカリアートユニオンの法的地位と救済申立資格を確認する重要な判断です。
https://www.toroui.metro.tokyo.lg.jp/meirei/2026/meirei6-9
・プレカリアートユニオンを原告とし、除名された元組合員である宮城史門氏を被告とする請求異議訴訟で東京高裁において、東京地裁判決に続いて、プレカリアートユニオン側の主張を認める判決が出されました。
東京高裁判決は、「したがって、仮に関口(※清水)を代表者(執行委員長)として選任する旨の決議に瑕疵があり、そのため本件訴え提起時において関口に被控訴人を代表する権限がなかったとしても、上記追認決議によって、被控訴人の代表者である執行委員長は、別件訴訟の確定判決において決議不存在とされた期間を含め、現在まで関口であることが追認され、本件訴えの提起及びその後の_面等の提出行為なども全て追認されたことになるから、控訴人の上記主張は採用することができない。」として、仮に提訴時に代表権がなかったとしても、
令和7(2025)年の追認決議で瑕疵が治癒されていると明言しています。なお、「仮に~」とありますので、決議に瑕疵があることを認定したわけてもなく、代表権限がないことを認定したわけでもありません。
・5月26日、横浜地方裁判所において、プレカリアートユニオンの組合員が原告となって提起していた未払い賃金請求訴訟について、さくらメディカルケア株式会社との間で和解が成立しました。プレカリアートユニオンは、本和解を勝利和解であると評価しています。会社による団体交渉拒否などの不当労働行為については、現在も東京都労働委員会において不当労働行為救済申立事件が係属しています。プレカリアートユニオンは引き続き、労働委員会手続を通じて全面的な解決を目指していきます。
いつでも気軽に相談できる、プレカリアートユニオンLINE労働相談はこちらから。
https://page.line.me/340sctrx?openQrModal=true
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2.Tokyo Pride 2026で労働・法律相談を実施。
LGBTQ当事者が抱える職場の悩みに耳を傾ける 【LGBTQ労働相談】
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6月7日、8日の2日間、代々木公園で開催された「Tokyo Pride
2026」において、全国ユニオンは労働・法律相談ブースを出展しました。プレカリアートユニオンもLGBT・ジェンダー平等チームを中心にこの取り組みに参加し、来場者に職場の困りごとに関するシール投票を案内し労働組合の紹介を行いました。この活動は、全国労働金庫労働組合連合会(全労金)の皆様、日本労働弁護団有志の皆様と共に取り組みました。
https://precariatunion.hateblo.jp/entry/2026/06/07/233636
今年の相談件数は2日間で30件でした。初日は快晴、2日目は雨の時間帯もありましたが、多くの方がブースを訪れました。相談内容を見ると、一般的な労働相談が3件であったのに対し、セクシュアルマイノリティに関する相談が17件と過半数を占めたことが特徴的でした。
SOGIハラスメントと職場での生きづらさ
相談内容は実に多様でした。性別適合手術や戸籍変更を終えているにもかかわらず、職場で女性用更衣室や制服の利用を認められていないという相談や、職場でLGBTQ施策を担当しているが何から取り組めばよいかわからないという相談が寄せられました。また、トランスジェンダー当事者からは、就職活動や職場で自身の性別やセクシュアリティをどのように伝えるべきかという悩みも寄せられました。
職場におけるSOGIハラスメントに関する相談も目立ちました。「なぜ結婚しないのか」と繰り返し尋ねられることへの苦痛や、若い頃に受けた性的指向や性自認に関するからかいが長年トラウマになっているという相談もありました。性的マイノリティに対する差別や偏見が、今なお多くの人の人生や働き方に影響を与えている現実が改めて浮き彫りになりました。
労働問題と生活課題は切り離せない
一方で、相談は労働問題だけにとどまりませんでした。同性パートナーとの関係や家族へのカミングアウト、親の介護、相続、住居、刑事事件など、生活全般に関わる相談も数多く寄せられました。全国ユニオンの相談ブースには日本労働弁護団の弁護士が常時複数名待機しており、幅広い法律相談に対応できる体制が整えられていました。
今回の取り組みを通じて改めて感じたのは、LGBTQ当事者が抱える問題は、労働問題と生活上の問題が密接に結びついているということです。職場で安心して働くことができなければ、生活の基盤そのものが脅かされます。また、差別や偏見による孤立は、職場だけでなく家族関係や地域社会にも及びます。
プレカリアートユニオンLGBT・ジェンダー平等チームは、今後も労働相談や交流活動を通じて、性的指向や性自認にかかわらず誰もが安心して働き、生きられる社会の実現を目指していきます。今回の相談ブースで出会った一人ひとりの声を大切にしながら、職場における差別やハラスメントの解消、そして支え合いの輪を広げる取り組みを続けていきます。
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3.推し活?セクハラ?ライブハウスシーンの「SSWおじさん」問題を
考える ライブハウスで起きているハラスメントと搾取の構造
【プレカリちゃんねる】
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プレカリアートユニオンは6月3日、YouTubeライブ「プレカリアートユニオンの社内通報窓口」を配信しました。今回のテーマは、ライブハウスシーンで近年問題視されている「SSWおじさん問題」です。
出演したのは、プレカリアートユニオン委員長の清水直子と、現役ミュージシャンでもある書記長の稲葉一良。稲葉書記長は20年以上にわたりライブハウスで演奏活動を続けてきた経験をもとに、この問題を単なる個人の迷惑行為としてではなく、ライブハウス業界全体の構造的な問題として語りました。
【報告記事の続きはこちら】
https://precariatunion.hateblo.jp/entry/2026/06/05/205641
【動画はこちら】
#プレカリアートユニオンの社内通報窓口 【2026年6月3日18時】推し活?セクハラ?ライブハウスシーンの「SSWおじさん」問題を考える
https://www.youtube.com/live/DZAiabxUauE?si=M7Ab0F5TD0HNDkgr
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4.6月17日(水)13時、プレカリアートユニオンのYouTubeライブ
#プレカリアートユニオンの社内通報窓口 【2026年6月17日13時】
物価高を生き抜く生活力向上 【プレカリちゃんねる】
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6月17日(水)13時から、プレカリアートユニオンのYouTubeライブの配信を行います。
#プレカリアートユニオンの社内通報窓口 【2026年6月17日13時】物価高を生き抜く生活力向上
https://youtube.com/live/BvR3GWUj3vw?feature=share
これまでの配信はこちら。
#プレカリアートユニオンの社内通報窓口 【2026年6月8日16時】LGBTQ労働相談やってます!
https://youtube.com/live/9g3fdAT3s3k?feature=share
#プレカリアートユニオンの社内通報窓口 【2026年6月3日18時】推し活?セクハラ?ライブハウスシーンの「SSWおじさん」問題を考える
https://www.youtube.com/live/DZAiabxUauE?si=K5u96iFYS9uy8LuW
#プレカリアートユニオンの社内通報窓口 【2026年5月26日15時】「ハラスメントは録音しよう」労働問題の証拠の取り方徹底解説
https://youtube.com/live/XXXVHlRMwMQ?feature=share
#プレカリアートユニオンの社内通報窓口 【2026年5月19日16時30分】「残業代、弁償金、配車差別」運送会社の労働問題と解決事例
https://youtube.com/live/a0GscTkXVjs?feature=share
#プレカリアートユニオンの社内通報窓口 【2026年5月11日14時】「あなたのためだからは、だましの手口!退職勧奨、PIP、解雇への対応法」
https://youtube.com/live/nZM3LPqqX7Q?feature=share
#プレカリアートユニオンの社内通報窓口 【2026年4月28日14時】「知らなかった!未払い賃金・残業代請求のポイント」
https://youtube.com/live/XkF9QqmNnQM?feature=share
#プレカリアートユニオンの社内通報窓口 【2026年4月21日16時】「介護・調理の職場のハラスメント問題」
https://youtube.com/live/rJyPgkZvmhE?feature=share
#プレカリアートユニオンの社内通報窓口 【2026年4月7日16時】「新入社員、就活中の学生に伝えたいこと」
https://youtube.com/live/pKvpntT2S2k?feature=share
#プレカリアートユニオンの社内通報窓口 【2026年3月31日16時】小田原のどかさん(彫刻家・評論家、多摩美術大学支部支部長、副執行委員長)に聞く「労働組合でできること」
https://youtube.com/live/30k2u52YxO4?feature=share
#プレカリアートユニオンの社内通報窓口 【2026年3月24日18時】外国人労働者の労働問題・最近の解決事例(配信し直し)
https://youtube.com/live/8iRgKOU-Ac0?feature=share
#プレカリアートユニオンの社内通報窓口 【2026年3月17日16時】外国人労働者の労働問題・最近の解決事例(中断しました)
https://www.youtube.com/live/7HuCj_dWLQs?si=C_NBgAbaLZaT7IJk
#プレカリアートユニオンの社内通報窓口 【2026年3月11日17時】あのうさんくさい広告に一言!労災、傷病手当を徹底解説
https://youtube.com/live/nj_hochPoX0?feature=share
【補足動画】#プレカリアートユニオンの社内通報窓口【3分30秒から】労働組合に加入できない警察・自衛隊で働く方のハラスメント問題への対応法を解説
https://www.youtube.com/live/dbu7_xNZtDU?si=0yraDoSbsp6Uior8
#プレカリアートユニオンの社内通報窓口 【2026年3月3日15時】まだ間に合う!春闘で賃金を上げよう&賃上げ以外の要求もしよう
https://youtube.com/live/3NkZyhwbrlw?feature=share
#プレカリアートユニオンの社内通報窓口 【2026年2月25日16時】これって本当にパワハラですか?&パワハラとまでは言えなくてもできることはある!
https://www.youtube.com/live/JlyNXKYv5Hg?si=OjjmibueornBgxlX
#プレカリアートユニオンの社内通報窓口 【2026年2月18日15時】社長、個人加盟のユニオンから団体交渉申し入れ書が届いたらどうしますか?
https://www.youtube.com/live/bcjux8yymBU?si=bWuaEEyQl-FXij0O
#プレカリアートユニオンの社内通報窓口 【2026年2月10日14時】30分未満は切り捨てていませんか?残業代をめぐる大誤解!
https://www.youtube.com/live/JA8frq4By8k?si=uny638HzgqpRy6JG
#プレカリアートユニオンの社内通報窓口 【2026年2月4日14時】解雇なのに退職届は書いちゃダメ!解雇をめぐる大誤解
https://www.youtube.com/live/FkU-NG6F1Hc?si=T-onL9bsl9_oBDbK
#プレカリアートユニオンの社内通報窓口 【プレ配信】「最初に」個人加盟ユニオンへ。社内通報が機能しない現実の中で
2026年1月21日(水)16:00
https://www.youtube.com/live/PntU0_rM7jw?si=Sl5K-h6oDV4DDq01
ご都合のつく方はぜひご視聴ください。お気軽にコメントもお寄せください。アーカイブもご視聴いただけます。
配信内で答えてほしい質問などありましたらメールでお寄せください。info@precariat-union
※個別・具体的な労働相談については、コメント欄ではなくLINE労働相談で受け付けています。
LINE労働相談 https://page.line.me/340sctrx?openQrModal=true
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5.宮城史門氏に対する請求異議訴訟控訴審で
プレカリアートユニオン勝訴判決(5月28日・東京高裁)
【解決!】
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プレカリアートユニオンを原告とし、除名された元組合員である宮城史門氏を被告とする請求異議訴訟で東京高裁において、東京地裁判決に続いて、プレカリアートユニオン側の主張を認める判決が出されました。
東京高裁判決は、「したがって、仮に関口(※清水)を代表者(執行委員長)として選任する旨の決議に瑕疵があり、そのため本件訴え提起時において関口に被控訴人を代表する権限がなかったとしても、上記追認決議によって、被控訴人の代表者である執行委員長は、別件訴訟の確定判決において決議不存在とされた期間を含め、現在まで関口であることが追認され、本件訴えの提起及びその後の_面等の提出行為なども全て追認されたことになるから、控訴人の上記主張は採用することができない。」として、仮に提訴時に代表権がなかったとしても、
令和7(2025)年の追認決議で瑕疵が治癒されていると明言しています。なお、「仮に~」とありますので、決議に瑕疵があることを認定したわけてもなく、代表権限がないことを認定したわけでもありません。
除名された元組合員である宮城史門氏とDMU総合研究所による名誉毀損に対して、プレカリアートユニオンと執行委員長の清水直子が不法行為に基づく損害賠償請求訴訟を東京地方裁判所に提起し(途中、宮城氏とDMU総合研究所は宮城氏を選定当事者としてDMU総合研究所は訴訟から脱退)、令和3(2021)年12月24日に宮城氏に対して、プレカリアートユニオンと執行委員長の清水に損害賠償金を支払うよう命じる、プレカリアートユニオン側勝訴の判決が出されました。
訴訟費用(収入印紙代や郵便切手代など)については12分の1を宮城氏の負担、その余をプレカリアートユニオンと執行委員長の清水の負担としました。
この名誉毀損訴訟判決は東京高等裁判所でプレカリアートユニオン側の勝訴が確定しました。
その後宮城氏は、執行委員長の清水には損害賠償金を支払ったものの、プレカリアートユニオンに対しては55万円の損害賠償金を支払っていません。
一方で宮城氏は、訴訟費用確定の申立てをし、東京地裁は、清水が1万3634円、プレカリアートユニオンが1808円を宮城氏らに訴訟費用を支払うことを命じる処分をし、これに基づいて宮城氏は、プレカリアートユニオンの債権に対し、訴訟費用1808円と執行費用9970円の差押えを申立てました。
プレカリアートユニオンは1808円の訴訟費用を宮城氏の指定口座に振り込みました。
令和7(2025)年6月、プレカリアートユニオンは、宮城氏による債権差押えに対して、東京地裁に請求異議訴訟と強制執行停止の申立てを行いました。
東京地裁は、同年同月、本件強制執行について、プレカリアートユニオン側の主張を認め執行停止の決定をしました。
プレカリアートユニオンは、その後執行費用の9970円も宮城氏の口座に振り込みました。訴訟費用は執行費用も含めて弁済済みとなっています。
宮城氏は、この請求異議訴訟で、執行委員長の清水について、プレカリアートユニオンの代表者たる地位を有しておらず、訴訟代理人を選任する権限を有していないから、清水が選任した代理人によって提起された本件訴えは、訴訟代理権を各不適法な者として却下されるべきなどと主張していましたが東京高裁は、宮城氏の主張を採用することはできないと明確に判断しました。
訴訟費用も弁済により消滅したと認めています。
プレカリアートユニオンへの誹謗中傷については、プレカリアートユニオンのウェブサイトにてQ&A形式で、正しい内容をご説明しています。
https://precariat-union.or.jp/counterargument/
★プレカリアートユニオンのウェブサイトをリニューアルしました。
https://www.precariat-union.or.jp/
★当ユニオンへの誹謗中傷について
https://precariat-union.or.jp/counterargument/
★大西学園争議支援カンパのお願い
解雇された用務員2人の闘いを支えてください
【大西学園争議カンパ振込先】
口座記号番号 00150-8-608357 口座名称 プレカリアートユニオン
【他行からの振込】ゆうちょ銀行 〇一九(ゼロイチキュウ)店 預金種目:当座 口座番号:0608357
※通信欄に「大西学園争議カンパ」とお書きください。
★警備会社のテイケイが敗訴した、東京都労働委員会命令取り消し訴訟の高裁判決で、東京高裁は、プレカリアートユニオンについて「労組法に定める労働組合に該当するものと認められる。」と明確に判断。
https://www.mhlw.go.jp/churoi/meirei_db/han/h10888.html
労働相談は、プレカリアートユニオンLINE労働相談へ。
プレカリアートユニオンLINE労働相談
https://page.line.me/340sctrx?openQrModal=true
●2026.6.2 プレカリアートユニオン 清水直子
プレカリアートユニオン組合員の教務職員が原告となる学校法人開智学園に対する未払賃金請求訴訟は、6月2日、東京地裁で和解が成立しました。プレカリアートユニオンとしては、勝利和解であると評価しています。裁判のためにご尽力いただいた関係者に感謝申し上げます。引き続き、団体交渉拒否などの不当労働行為問題については、東京都労働委員会への不当労働行為救済申立手続きなどで、解決を目指します。
https://precariatunion.hateblo.jp/entry/2026/06/02/133457
学校現場では長時間労働が常態化し、それにもかかわらず残業代が十分に支払われないという状況が、長年にわたり見過ごされてきました。2024年11月、プレカリアートユニオンの組合員である教務職員が、学校法人開智学園を相手に提起した未払賃金請求訴訟は、こうした教育現場の構造的問題に正面から切り込む重要な裁判です。本件は、個人の権利回復にとどまらず、教員の就労環境全体を問い直す社会的意義を持っています。
原告は、開智学園が運営する中等教育学校において教務職員として勤務し、英語の授業、校務、部活動の顧問、さらにはクラス担任まで担っていました。昼休みは名ばかりで、生徒対応や業務に追われ、実質的な休憩を取ることは困難でした。部活動の顧問についても、専門外であるにもかかわらず担当を命じられ、放課後の指導が日常的に行われていました。その結果、帰宅が夜七時を過ぎることも珍しくありませんでした。これらは、決して特殊な例ではなく、多くの教員が直面している現実です。
にもかかわらず、被告である学校法人は、残業を事前許可制とし、実際に働いた時間ではなく、管理職の判断によって「残業かどうか」を決めていました。授業準備は残業と認められない、試験問題作成は一部の時間までしか認めないなど、教育の質を支える不可欠な業務であっても、恣意的に切り捨てられていたのです。さらに、残業代は年に一度まとめて支払うという独自の運用がされ、月々の賃金には適切に反映されていませんでした。これは、労働基準法が定める労働時間管理や割増賃金支払いの原則から大きく逸脱するものです。
教育は、社会にとって極めて重要な営みです。しかし、その重要性を理由に、教員の権利が軽視されてよいはずはありません。「子どものため」「教育への情熱」といった言葉が、違法な働かせ方を正当化する免罪符として使われてきた現実があります。本件裁判は、教員もまた一人の労働者であり、法に基づく保護を受ける存在であることを、改めて社会に示すものです。 プレカリアートユニオンは、声を上げることで不利益を被るのではないかと不安を抱える多くの教員に代わり、この裁判を支えてきました。違法な長時間労働と賃金不払いを是正し、安心して教育に専念できる環境を実現することは、教員自身のためだけでなく、教育を受ける子どもたち、そして社会全体の利益につながります。本件訴訟の成果が、その第一歩となることを、私たちは強く願っています。
★プレカリアートユニオンのウェブサイトをリニューアルしました★
https://www.precariat-union.or.jp/
★当ユニオンへの誹謗中傷について★
●2026.6.1 東京東部労組・菅野存
5月28日、フソー化成・小林社長らの不当労働行為(パワハラ)に対する損害賠償・慰謝料請求裁判第10回口頭弁論が行われました。
以下、ご報告です。
******************************************
【フソー化成との闘い】小林社長らに対する損害賠償・慰謝料請求裁判 第10回口頭弁論
東部労組・北澤組合員が原告となりフソー化成・小林社長と役員3名に対し不当労働行為(パワハラ)の損害賠償・慰謝料を請求している裁判の第10回口頭弁論が5月28日、東京地裁で行われました。
北澤組合員個人を相手に報復的に提起した「反訴」において、会社・小林社長側は中央労働委員会(中労委)においても不当労働行為が認定されたにもかかわらず、「真実は不当労働行為など存在しないにもかかわらず」など、「被害者」を装う主張を繰り返しています。
この日の法廷では、裁判長から会社の主張に対する疑問が呈されましたが、それに対する会社側弁護士の回答はは明確なものではありませんでした。
弁論終了後、北澤組合員は傍聴に駆けつけてくれた多くの仲間を前に「中労委でも全面勝利となった。徐々に組合側の攻勢に転じてきていると感じる。引き続き闘っていきたい」と決意表明しました。
会社・小林社長は現在も中労委命令に従ってはいません。それどころか、命令の履行を求める組合の要求に対し「中労委命令の取消を求める行政訴訟を提起する」と回答してきました。行政処分である中労委命令の履行を事実上拒否するという許されざる姿勢です。
東部労組・北澤組合員は不当労働行為に対する会社・小林社長の謝罪、争議の勝利を勝ちとるため、引き続き闘っていきます。
次回の口頭弁論は7月13日(月)午前10時30分から東京地裁5階の530号法廷で開かれます。引き続きみなさんの支援・激励をお願いいたします。
■参照note記事
https://note.com/tobu19681226_001/n/n552f0fe70240
●2026.5.24 清水直子
プレカリアートユニオンのメールマガジンを発行しました。
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Precariat Union 駆け込み寺から砦へ
非正規雇用でも若い世代の正社員でも組合を作って労働条件をよくしたい!
プレカリアートユニオン(PU)通信 第164号 <2026.05.23発行>
━━━━━━━━━━━━━━━━━━https://www.precariat-union.or.jp/
─□ 目次 □───────────────────────────
1.マタハラ(妊娠を伝え育休取得の希望を派遣会社に伝えたら
派遣契約終了を通告された)問題、未払い賃金問題について
交渉していた派遣会社と和解、ほか
(2026年4月、5の解決)【解決!】
2.【組合員紹介&組合員の手記】
運送会社も「辞めるしかない」を「声を上げて変える」へ
フレッシュロジスティクスとの交渉を振り返る【組合員の手記】
3.【解決報告&組合員の手記】
「もう無理かもしれない」と思ったところから始まった交渉。
一人では難しかった問題に、仲間と向き合った記録
【解決報告&組合員の手記】
4.5月26日(火)15時から、プレカリアートユニオンのYouTube
ライブの配信
#プレカリアートユニオンの社内通報窓口 【2026年5月26日15時】
「ハラスメントは録音しよう」労働問題の証拠の取り方徹底解説
【プレカリちゃんねる】
5.東京都労働委員会がサランウイングサービス事件で救済命令
(全部救済)。プレカリアートユニオンを法適合組合と認定し、
団交拒否・和解不履行を不当労働行為と判断 【解決!】
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1.マタハラ(妊娠を伝え育休取得の希望を派遣会社に伝えたら
派遣契約終了を通告された)問題、未払い賃金問題について
交渉していた派遣会社と和解、ほか
(2026年4月、5の解決)【解決!】
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2026年4月、5月の解決報告です。
https://precariatunion.hateblo.jp/entry/2026/05/23/210223
5月
・マタハラ(妊娠を伝え育休取得の希望を派遣会社に伝えたら派遣契約終了を通告され
た)問題、未払い賃金問題について交渉していた派遣会社と和解しました。雇用が維持
され産休・育休取得後、保育園の入園条件を満たすまで雇用を補償することなどを合意
し、未払い賃金相当額を含む解決金の支払いについて合意しました。
・東京都労働委員会は、プレカリアートユニオンが株式会社サランウイングサービスを
被申立人として申し立てていた不当労働行為救済申立事件について、救済命令を発し、
5月13日に命令書を交付しました。命令では、過去の総会決議不存在確認判決の存在
を踏まえたうえで、2025年9月13日の定期大会において、組合員の直接無記名投
票による代議員選挙が行われ、代議員による役員選挙の結果、清水直子委員長が執行委
員長に選任されたこと、さらに本件申立て及び審査手続における組合としての行為が追
認されたことを認定しています。
そのうえで都労委は、本件申立てが「労働組合の代表権を有しない者」によってなされ
たものとはいえず、却下事由には該当しないと判断しました。これは、プレカリアート
ユニオンの法的地位と救済申立資格を確認する重要な判断です。
https://www.toroui.metro.tokyo.lg.jp/meirei/2026/meirei6-9
4月
・ハラスメント問題などについて交渉していた東京都内のエネルギー関連会社と和解し
ました。今回のように、ハラスメントや不当な扱いは、個人で抱え込んでも解決は難し
い問題です。しかし、労働組合に加入し、団体交渉を行うことで、実際に是正や解決に
つながるケースは少なくありません。同じような悩みや違和感を抱えている方は、一人
で抱え込まず、まずはご相談ください。それが状況を変える第一歩になります。
いつでも気軽に相談できる、プレカリアートユニオンLINE労働相談はこちらから。
https://page.line.me/340sctrx?openQrModal=true
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2.【組合員紹介&組合員の手記】
運送会社も「辞めるしかない」を「声を上げて変える」へ
フレッシュロジスティクスとの交渉を振り返る 【組合員の手記】
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組合員の皆さん、日々の組合活動お疲れ様です。今回は、私の勤務先である「フレッ
シュロジスティクス」の現状についてお話ししたいと思います。
私がプレカリアートユニオンに加入したきっかけは、運送業界ではありがちな長時間
労働、休憩が取れない勤務実態、そして「残業代が何かおかしい」という違和感でした
。
当時、私は大型トラックに乗務し、毎日12~14時間拘束される働き方をしていま
した。勤務開始から終了までまともに休憩を取ることができず、食事も朝に買ったパン
を運転しながら食べる毎日でした。
そんな生活を1年ほど続けているうちに、体重はあっという間に落ち、休日もベッド
から起き上がれない状態になりました。このままでは本当に死ぬかもしれない──そう
感じるほど追い込まれていました。
「労基署へ行くべきか」「弁護士に相談するべきか」とネットで調べていた時に出会
ったのが、プレカリアートユニオンでした。
労働相談を受け、その場で組合に加入。会社へ組合加入通知書と団体交渉申し入れ書
を送ってもらい、会社との交渉が始まりました。
■団体交渉後、勤務状況は大きく改善
団体交渉を経て未払い賃金が支払われた後、私の勤務状況は大きく変わりました。
休憩時間がきちんと取れるようになり、食事の時間も確保され、時には昼寝ができる
ほど配車内容も改善されました。残業代も1分単位で支払われるようになり、ようやく
「まともな生活」ができる状態になったのです。
しかし、それは「会社全体が改善された」という話ではありませんでした。
どうやら、きちんと休憩が取れ、残業代が1分単位で支払われていたのは、私と、そ
の後プレカリアートユニオンに加入した同僚のM君の2人だけだったようです。
他の従業員への業務改善は行われず、以前と変わらない厳しい労働環境が続いていま
した。
つまり、会社にとって私たち組合員は「臭いもの」であり、「蓋をしておこう」とい
う感覚で、私たちだけ個別にまともな対応をしたということだったのです。
■現場では、少しずつ変化が起きている
しかし、こうしたことは自然と周囲にも伝わります。
「あの2人だけ扱いが違う」「組合の言っていることは正しいのではないか」──そ
んな声が、少しずつ現場で聞こえるようになりました。
一方で、会社の根本的な問題は解決されていません。
ドライバーが1人辞め、また1人辞め、新しく入った人も長続きしない。少し前には
、退職代行を使って突然辞めた社員まで出ました。それでも会社は、長時間労働や人手
不足といった問題を正面から見ようとしていません。
最近では、私とM君が会社に対して「それはおかしいだろ!」と声を上げる場面も増
えてきました。
すると周囲からは、「組合の人たちの言っていることは正しいよね」という声も聞こ
えてくるようになっています。
■「嫌なら辞めればいい」では何も変わらない
ただ、そこで「じゃあ組合に入ろう」となるかというと、多くの人はそう簡単には動
きません。
「いや、自分はいいよ」。
これは、多くの組合活動をしている人が聞いたことのある言葉だと思います。
会社側が組合について悪いイメージを流したり、「組合は危ない」という偏見が根強
く残っていることも理由の一つでしょう。
そして運送業界には、「嫌なら他の会社へ行けばいい」という考え方が根強くありま
す。
私自身も何社か渡り歩いてきました。しかし、正直に言って「まともな運送会社」は
1社もありませんでした。
転職しても、新しい仕事を覚え、人間関係をゼロから作り直し、それでも会社の問題
は変わらない。むしろ負担が増えることも多い。
本当は、多くのドライバーがそれを分かっていると思います。
それでも「仕方ない」と思い込んでしまっている。 ある意味では、現実から目を背
けさせられているのだと思います。
■物流業界を変えるのは、現場の労働者
このままでは、日本の物流業界は本当に崩壊します。
それを止めることができるのは、現場で働く私たち自身です。
自分の会社の異常さから目を背けず、「おかしいことはおかしい」と声を上げること
。 まずはそこから始めるしかありません。
運送業界で働く組合員の皆さんには、ぜひ仲間のドライバーに勇気を与えてほしいと
思います。
私と同僚のM君も、日々会社のやり方に目を向けながら、困っている社員に向き合い
、現場で声を上げ続けています。
プレカリアートユニオンは、一人から加入できる労働組合です。 長時間労働、残業
代未払い、休憩が取れない、配車差別、パワハラ──。 「運送業界だから仕方ない」
と諦める前に、ぜひ一度相談してください。
美澤良之(プレカリアートユニオン運送・運輸支部支部長/執行委員)
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3.【解決報告&組合員の手記】
「もう無理かもしれない」と思ったところから始まった交渉。
一人では難しかった問題に、仲間と向き合った記録
【解決報告&組合員の手記】
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今回、職場環境に関する問題について、プレカリアートユニオンに相談し、団体交渉
を行い和解へのご協力をいただききました。
当初は自分一人で会社とやり取りをしていましたが、精神的な負担も大きく、今後に
ついて整理しながら対応していくことが難しくなっていました。
精神的に疲弊してるなか、負けたくない気持ちと闘いながら、労働基準監督署や弁護
士や探偵事務所など、なりふり構わず様々な場所へ相談しましたが、自分のなかでは「
もう正攻法では難しいのではないか」「最終的には自分が壊れるしかないのではないか
」と感じるところまで追い詰められていた時期もありました。
そのようななかで、ある人の紹介をきっかけにプレカリアートユニオンへ相談するこ
とになりました。
ぶっちゃけ精神的に刺さる発言もあり、不信感や疲弊していたこともあり悩みました
が直感ヤケクソで加入しました。(後に正解だったと感謝してます。)
■団体交渉で初めて感じた「一人ではない」という実感
毎度団体交渉はこわかったのですが、沢山の人が集まってくださり、特に最初の団体
交渉については、終わった後正直かなり気持ちがスッキリした部分もありました。それ
まで会社側から軽く扱われているように感じていたので、自分一人ではまともに取り合
ってもらえない感覚が強かったのですが、プレカリの方々や団体交渉に本気なこと、集
まってくださった方々の数などで会社側の態度が少し変わったことを実感しました。
自分一人では難しかったことでも、第三者が入ることで状況が変わるのだと感じた瞬
間だったと思います。
一方で、交渉期間中も精神的にかなり不安定な状態でもありました。プレカリの方々
からかけられる言葉についても、自分の状態次第では強く刺さったり、精神的にしんど
く感じる場面もありました。ただ、自分一人だけでは交渉を進めることが難しかったこ
とも事実であり、結果として会社との話し合いを進め、最終的に和解という形で一区切
りをつけることができたことについて感謝しています。
■感情と現実の間で、自分の働き方を見つめ直す
交渉では、配置や条件面、今後の働き方などについて協議が行われましたが、途中で
条件や文言の修正が何度も入り、自分のなかでも悩みながら進める場面が多くありまし
た。また、会社とのやり取りが長引く中で、精神的に不安定になることもあり、仕事や
将来について考えること自体が負担に感じる時期もありました。
特に、会社との話し合いの中では、自分が何を求めているのか、どこまで譲歩できる
のかを整理する必要がありましたが、感情面と現実面を分けて考えることの難しさを感
じました。条件面だけでは割り切れない部分もあり、精神的な負担や納得感について考
え続けることになったため、簡単に結論を出せるものではありませんでした。
■一人では難しかった「整理」と「交渉」
今回の件を通して、労働問題は当事者になると精神的負担が非常に大きく、一人で抱
え込むことが難しい問題だと改めて感じました。また、自分だけで会社とのやり取りを
続けることに限界を感じる場面も多く、外部へ相談することや、第三者を交えて進める
ことには一定の意味があると感じています。
同じように悩みを抱えている方がいる場合、早めに相談先を探し、一人で抱え込み過
ぎないことも大切なのではないかと思います。
A(組合員)
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4.5月26日(火)15時から、プレカリアートユニオンのYouTube
ライブの配信
#プレカリアートユニオンの社内通報窓口 【2026年5月26日15時】
「ハラスメントは録音しよう」労働問題の証拠の取り方徹底解説
【プレカリちゃんねる】
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5月26日(火)15時から、プレカリアートユニオンのYouTubeライブの配信を行い
ます。
#プレカリアートユニオンの社内通報窓口 【2026年5月26日15時】「ハラスメントは録
音しよう」労働問題の証拠の取り方徹底解説
https://youtube.com/live/XXXVHlRMwMQ?feature=share
ご都合のつく方はぜひご視聴ください。お気軽にコメントもお寄せください。アーカイ
ブもご視聴いただけます。
配信内で答えてほしい質問などありましたらメールでお寄せください。
info@precariat-union
※個別・具体的な労働相談については、コメント欄ではなくLINE労働相談で受け付けて
います。
LINE労働相談 https://page.line.me/340sctrx?openQrModal=true
これまでの配信はこちら。
#プレカリアートユニオンの社内通報窓口 【2026年5月19日16時30分】「残業代、弁償
金、配車差別」運送会社の労働問題と解決事例
https://youtube.com/live/a0GscTkXVjs?feature=share
#プレカリアートユニオンの社内通報窓口 【2026年5月11日14時】「あなたのためだか
らは、だましの手口!退職勧奨、PIP、解雇への対応法」
https://youtube.com/live/nZM3LPqqX7Q?feature=share
#プレカリアートユニオンの社内通報窓口 【2026年4月28日14時】「知らなかった!未
払い賃金・残業代請求のポイント」
https://youtube.com/live/XkF9QqmNnQM?feature=share
#プレカリアートユニオンの社内通報窓口 【2026年4月21日16時】「介護・調理の職場
のハラスメント問題」
https://youtube.com/live/rJyPgkZvmhE?feature=share
#プレカリアートユニオンの社内通報窓口 【2026年4月7日16時】「新入社員、就活中の
学生に伝えたいこと」
https://youtube.com/live/pKvpntT2S2k?feature=share
#プレカリアートユニオンの社内通報窓口 【2026年3月31日16時】小田原のどかさん(
彫刻家・評論家、多摩美術大学支部支部長、副執行委員長)に聞く「労働組合でできる
こと」
https://youtube.com/live/30k2u52YxO4?feature=share
#プレカリアートユニオンの社内通報窓口 【2026年3月24日18時】外国人労働者の労働
問題・最近の解決事例(配信し直し)
https://youtube.com/live/8iRgKOU-Ac0?feature=share
#プレカリアートユニオンの社内通報窓口 【2026年3月17日16時】外国人労働者の労働
問題・最近の解決事例(中断しました)
https://www.youtube.com/live/7HuCj_dWLQs?si=C_NBgAbaLZaT7IJk
#プレカリアートユニオンの社内通報窓口 【2026年3月11日17時】あのうさんくさい広
告に一言!労災、傷病手当を徹底解説
https://youtube.com/live/nj_hochPoX0?feature=share
【補足動画】#プレカリアートユニオンの社内通報窓口【3分30秒から】労働組合に加入
できない警察・自衛隊で働く方のハラスメント問題への対応法を解説
https://www.youtube.com/live/dbu7_xNZtDU?si=0yraDoSbsp6Uior8
#プレカリアートユニオンの社内通報窓口 【2026年3月3日15時】まだ間に合う!春闘で
賃金を上げよう&賃上げ以外の要求もしよう
https://youtube.com/live/3NkZyhwbrlw?feature=share
#プレカリアートユニオンの社内通報窓口 【2026年2月25日16時】これって本当にパワ
ハラですか?&パワハラとまでは言えなくてもできることはある!
https://www.youtube.com/live/JlyNXKYv5Hg?si=OjjmibueornBgxlX
#プレカリアートユニオンの社内通報窓口 【2026年2月18日15時】社長、個人加盟のユ
ニオンから団体交渉申し入れ書が届いたらどうしますか?
https://www.youtube.com/live/bcjux8yymBU?si=bWuaEEyQl-FXij0O
#プレカリアートユニオンの社内通報窓口 【2026年2月10日14時】30分未満は切り捨て
ていませんか?残業代をめぐる大誤解!
https://www.youtube.com/live/JA8frq4By8k?si=uny638HzgqpRy6JG
#プレカリアートユニオンの社内通報窓口 【2026年2月4日14時】解雇なのに退職届は
書いちゃダメ!解雇をめぐる大誤解
https://www.youtube.com/live/FkU-NG6F1Hc?si=T-onL9bsl9_oBDbK
#プレカリアートユニオンの社内通報窓口 【プレ配信】「最初に」個人加盟ユニオン
へ。社内通報が機能しない現実の中で
2026年1月21日(水)16:00
https://www.youtube.com/live/PntU0_rM7jw?si=Sl5K-h6oDV4DDq01
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5.東京都労働委員会がサランウイングサービス事件で救済命令
(全部救済)。プレカリアートユニオンを法適合組合と認定し、
団交拒否・和解不履行を不当労働行為と判断 【解決!】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
東京都労働委員会は、プレカリアートユニオンが株式会社サランウイングサービスを
被申立人として申し立てていた不当労働行為救済申立事件について、救済命令を発し、
5月13日に命令書を交付しました。
https://www.toroui.metro.tokyo.lg.jp/meirei/2026/meirei6-9
本件は、貨物自動車運送事業を営むサランウイングサービスで働いていた組合員らが
、未払賃金問題や配車差別の是正を求めてプレカリアートユニオンに加入し、会社に団
体交渉を申し入れたことから始まりました。組合と会社は、2023年5月22日、賃
金の取扱い等について和解協定書を締結しました。しかし会社は、その後、和解協定の
一部を履行せず、さらに2024年1月29日付の団体交渉申入れにも応じないまま、
破産手続きを開始しました。
■和解協定の不履行と団交拒否を不当労働行為と認定
命令の主文では、株式会社サランウイングサービスに対し、組合員であるIさんへ8
94,307円を支払うことが命じられました。また、破産管財人に対しては、同金員
について配当手続を実施したとき、又は配当手続が実施されないことが確定したときに
は、東京都労働委員会に速やかに文書で報告することが命じられています。
さらに会社に対しては、プレカリアートユニオン宛に文書を交付し、同社が2023
年5月22日付和解協定書の一部を履行しなかったこと、及び2024年1月29日付
の団体交渉申入れに応じなかったことが、東京都労働委員会において不当労働行為であ
ると認定されたことを明記し、今後同様の行為を繰り返さないよう留意する旨を通知す
ることも命じられました。
■会社が団交に応じなかったことは正当化できない
東京都労働委員会は、会社が団体交渉に応じなかった点についても、明確に判断しま
した。
組合は、破産手続開始申立てが行われた後も、和解協定の履行や未払賃金、休業損失
等について協議するため、会社に団体交渉を申し入れていました。しかし会社は、業務
継続が困難であったことなどを理由に団体交渉に応じませんでした。
これに対し都労委は、会社が団体交渉を申し入れられた時点で、労務や賃金に関する
協議が必要であったこと、また、会社が何ら具体的な説明や対応を尽くさないまま団体
交渉に応じなかったことについて、正当な理由は認められないと判断しました。そして
、この団交拒否は、労働組合法第7条第2号に該当する不当労働行為であるとしました
。
加えて、団体交渉が開催されなかったことにより、組合は和解協定書の履行について
協議することができず、組合の運営に支障を受けたとして、労働組合法第7条第3号の
支配介入にも該当すると判断しました。
■プレカリアートユニオンを法適合組合と明確に認定
本件で特に重要なのは、東京都労働委員会が、プレカリアートユニオンについて、労
働組合法第2条及び第5条第2項に適合する労働組合であると明確に認定したことです
。
命令書には、資格審査決定書が添付されており、東京都労働委員会は、プレカリアー
トユニオンについて「労働組合法第2条及び第5条第2項の規定に適合するものと認め
る」と判断しています。これは、プレカリアートユニオンが不当労働行為救済を申し立
てる資格を有する法適合組合であることを、都労委が正式に確認したものです。
また、命令では、過去の総会決議不存在確認判決の存在を踏まえたうえで、2025
年9月13日の定期大会において、組合員の直接無記名投票による代議員選挙が行われ
、代議員による役員選挙の結果、清水直子委員長が執行委員長に選任されたこと、さら
に本件申立て及び審査手続における組合としての行為が追認されたことを認定していま
す。
そのうえで都労委は、本件申立てが「労働組合の代表権を有しない者」によってなさ
れたものとはいえず、却下事由には該当しないと判断しました。これは、プレカリアー
トユニオンの法的地位と救済申立資格を確認する重要な判断です。
■個人加盟ユニオンの団体交渉権を守る命令
本件命令は、単に一人の組合員への金銭支払を命じたものにとどまりません。
会社が組合との和解協定を守らず、さらに団体交渉にも応じなかったことについて、
東京都労働委員会が不当労働行為と認定したことは、個人加盟ユニオンの団体交渉権を
守るうえで大きな意味を持ちます。
職場で孤立して働く労働者が、労働組合に加入し、会社と交渉して解決を図ることは
、憲法と労働組合法で保障された当然の権利です。使用者が和解を守らず、団体交渉に
も応じないことは、労働者個人だけでなく、組合の団結と交渉力を損なう行為です。
プレカリアートユニオンは、今回の命令を踏まえ、引き続き、組合員の権利回復と、
労働組合としての団体交渉権の確立に取り組んでいきます。
★プレカリアートユニオンのウェブサイトをリニューアルしました。
https://www.precariat-union.or.jp/
★大西学園争議支援カンパのお願い
解雇された用務員2人の闘いを支えてください
【大西学園争議カンパ振込先】
口座記号番号 00150-8-608357 口座名称 プレカリアートユニオン
【他行からの振込】ゆうちょ銀行 〇一九(ゼロイチキュウ)店 預金種目:当座 口
座番号:0608357
※通信欄に「大西学園争議カンパ」とお書きください。
★プレカリアートユニオンに名誉毀損行為を繰り返し、名誉毀損に関わる損害賠償請求
訴訟で敗訴し、損害賠償の支払を命じられた判決が確定している元組合員らが、事実に
反する主張を繰り返しています。念のため事実に基づきご説明します。
https://precariatunion.hateblo.jp/entry/2025/12/08/120657
★警備会社のテイケイが敗訴した、東京都労働委員会命令取り消し訴訟の高裁判決で、
東京高裁は、プレカリアートユニオンについて「労組法に定める労働組合に該当するも
のと認められる。」と明確に判断しています。
https://www.mhlw.go.jp/churoi/meirei_db/han/h10888.html
労働相談は、プレカリアートユニオンLINE労働相談へ。
プレカリアートユニオンLINE労働相談
https://page.line.me/340sctrx?openQrModal=true
●2026.5.20 菅野存
東京東部労組の菅野です。
本日5/20、中央労働委員会(中労委)はフソー化成・小林社長が都労委命令を不服として申し立てていた再審査の申し立てを棄却する命令を交付しました。
東京都労働委員会(都労委)に続き、中労委でも東部労組・北澤組合員の勝利です!
以下、詳細です。
******************************************
【フソー化成との闘い】中労委でも勝利命令!
フソー化成・小林洋社長は中労委命令に従え!
不当労働行為を謝罪してただちに争議を解決せよ!
フソー化成・小林洋社長による不当労働行為につき2024年10月、東京都労働委員会(都労委)は組合勝利の救済命令【https://note.com/tobu19681226_001/n/n1853553f9fbf】を発しました。
これに対し、会社・小林社長は同年11月、都労委命令を不服として中央労働委員会(中労委)に再審査申し立てを行いましたが、中労委は本日(2026年5月20日)、会社の再審査申し立てを棄却するとの命令を交付しました。
組合の勝利です!
中労委は命令書において、北澤組合員のみを社内回覧の対象から除外し必要な連絡を行わない/北澤組合員のみ一時金(賞与)を支払わない/団体交渉の一方的打ち切り/業務の取り上げと無意味な「学習」の押しつけについて都労委の判断を支持し、いずれも労働組合法第7条に該当する不当労働行為(違法行為)であると判断して会社・小林社長による再審査申し立てを棄却しました。
その上で中労委は、小林社長の上記各行為につき、以下のようにその不当労働行為意思を認定し、断罪しています。
・「回覧除外措置自体に業務上の必要性や合理性が認められないことから、会社は、ストライキや会社への抗議行動に及んでいた組合らに対する嫌悪や敵視の情に基づき、本件回覧除外措置を行ったもの」(北澤組合員のみを社内回覧の対象から除外し、必要な連絡を行わないことについて)
・「一時金不支給措置は、北澤組合員が組合の組合員であることなどを理由として北澤組合員に不利益な取扱いを行ったものであり、労組法第7条第1号の不当労働行為に当たるところ、一時金の全額不支給は、労働者の生活に直結する給与の支払という経済面で北澤組合員に大きな不利益を生じさせる措置」「北澤組合員に対する本件一時金不支給措置は、ほかの従業員に対して、北澤組合員が所属している組合への参加を躊躇させる効果があったのであるから、組合活動を萎縮させる効果をもたらすものである」(北澤組合員のみ一時金の不支給について)
・「第1回団交において、組合の質問に対する回答や自己の主張の根拠を具体的に説明したり、必要な資料を提示したりしてはいなかったと認められる。」(団体交渉の一方的打ち切りについて)
・「業務内容に無関係あるいは関係が希薄で必要性が認められない書籍を読むように指示したばかりではなく、北澤組合員に屈辱感を植え付けるような場所で行うようにも指示したのは、かかる指示がなされる直前に組合との間で第1回団交が行われたことが理由であったと推認できる」「本件担当業務除外措置には業務上の必要性・合理性を認めることもできず、かかる事情は、当該措置は北澤組合員が組合員であることを理由とするものであることを推認させる」(業務の取り上げと無意味な「学習」の押しつけについて)
また中労委は、都労委命令を支持する内容の命令を発した点につき、会社が「初審命令の交付を受けた後、初審命令が確定するまでその履行を拒絶すると明言している」こと、そして「会社は、北澤組合員を負担の大きい業務に従事させており、北澤組合員の不利益が解消されたとはいえず、仮に、北澤組合員を従前と同様の業務内容に戻したとしても、実際上、負担の大きい業務への従事を継続させるなどして、同種の不当労働行為を今後も繰り返すおそれがある」として会社の姿勢を糾弾しています。
都労委に続き中労委からも不当労働行為を断罪されたフソー化成・小林社長。
あらためて要求します!フソー化成・小林洋社長はただちに中労委命令に従え!
不当労働行為を謝罪してただちに争議を解決せよ!
東部労組・北澤組合員はこの中労委命令をテコに、フソー化成・小林社長との闘いに敢然と勝利するまで闘います!
■参照note記事
https://note.com/tobu19681226_001/n/ne55331b66322
●2026.5.17 清水直子
東京都労働委員会がサランウイングサービス事件で救済命令(全部救済)
プレカリアートユニオンを法適合組合と認定し、団交拒否・和解不履行を不当労働行為
と判断
https://precariatunion.hateblo.jp/entry/2026/05/17/215251
東京都労働委員会は、プレカリアートユニオンが株式会社サランウイングサービスを
被申立人として申し立てていた不当労働行為救済申立事件について、救済命令を発し、
5月13日に命令書を交付しました。
https://www.toroui.metro.tokyo.lg.jp/meirei/2026/meirei6-9
本件は、貨物自動車運送事業を営むサランウイングサービスで働いていた組合員らが
、未払賃金問題や配車差別の是正を求めてプレカリアートユニオンに加入し、会社に団
体交渉を申し入れたことから始まりました。組合と会社は、2023年5月22日、賃
金の取扱い等について和解協定書を締結しました。しかし会社は、その後、和解協定の
一部を履行せず、さらに2024年1月29日付の団体交渉申入れにも応じないまま、
破産手続きを開始しました。
和解協定の不履行と団交拒否を不当労働行為と認定
命令の主文では、株式会社サランウイングサービスに対し、組合員であるIさんへ8
94,307円を支払うことが命じられました。また、破産管財人に対しては、同金員
について配当手続を実施したとき、又は配当手続が実施されないことが確定したときに
は、東京都労働委員会に速やかに文書で報告することが命じられています。
さらに会社に対しては、プレカリアートユニオン宛に文書を交付し、同社が2023
年5月22日付和解協定書の一部を履行しなかったこと、及び2024年1月29日付
の団体交渉申入れに応じなかったことが、東京都労働委員会において不当労働行為であ
ると認定されたことを明記し、今後同様の行為を繰り返さないよう留意する旨を通知す
ることも命じられました。
会社が団交に応じなかったことは正当化できない
東京都労働委員会は、会社が団体交渉に応じなかった点についても、明確に判断しま
した。
組合は、破産手続開始申立てが行われた後も、和解協定の履行や未払賃金、休業損失
等について協議するため、会社に団体交渉を申し入れていました。しかし会社は、業務
継続が困難であったことなどを理由に団体交渉に応じませんでした。
これに対し都労委は、会社が団体交渉を申し入れられた時点で、労務や賃金に関する
協議が必要であったこと、また、会社が何ら具体的な説明や対応を尽くさないまま団体
交渉に応じなかったことについて、正当な理由は認められないと判断しました。そして
、この団交拒否は、労働組合法第7条第2号に該当する不当労働行為であるとしました
。
加えて、団体交渉が開催されなかったことにより、組合は和解協定書の履行について
協議することができず、組合の運営に支障を受けたとして、労働組合法第7条第3号の
支配介入にも該当すると判断しました。
プレカリアートユニオンを法適合組合と明確に認定
本件で特に重要なのは、東京都労働委員会が、プレカリアートユニオンについて、労
働組合法第2条及び第5条第2項に適合する労働組合であると明確に認定したことです
。
命令書には、資格審査決定書が添付されており、東京都労働委員会は、プレカリアー
トユニオンについて「労働組合法第2条及び第5条第2項の規定に適合するものと認め
る」と判断しています。これは、プレカリアートユニオンが不当労働行為救済を申し立
てる資格を有する法適合組合であることを、都労委が正式に確認したものです。
また、命令では、過去の総会決議不存在確認判決の存在を踏まえたうえで、2025
年9月13日の定期大会において、組合員の直接無記名投票による代議員選挙が行われ
、代議員による役員選挙の結果、清水直子委員長が執行委員長に選任されたこと、さら
に本件申立て及び審査手続における組合としての行為が追認されたことを認定していま
す。
そのうえで都労委は、本件申立てが「労働組合の代表権を有しない者」によってなさ
れたものとはいえず、却下事由には該当しないと判断しました。これは、プレカリアー
トユニオンの法的地位と救済申立資格を確認する重要な判断です。
個人加盟ユニオンの団体交渉権を守る命令
本件命令は、単に一人の組合員への金銭支払を命じたものにとどまりません。
会社が組合との和解協定を守らず、さらに団体交渉にも応じなかったことについて、
東京都労働委員会が不当労働行為と認定したことは、個人加盟ユニオンの団体交渉権を
守るうえで大きな意味を持ちます。
職場で孤立して働く労働者が、労働組合に加入し、会社と交渉して解決を図ることは
、憲法と労働組合法で保障された当然の権利です。使用者が和解を守らず、団体交渉に
も応じないことは、労働者個人だけでなく、組合の団結と交渉力を損なう行為です。
プレカリアートユニオンは、今回の命令を踏まえ、引き続き、組合員の権利回復と、
労働組合としての団体交渉権の確立に取り組んでいきます。
★プレカリアートユニオンのウェブサイトをリニューアルしました★
https://www.precariat-union.or.jp/
プレカリアートユニオンの清水直子です。
5月11日の配信内容のご報告です。
「あなたのためだから」はだましの手口
退職勧奨・PIP・解雇への対応を徹底解説した「社内通報窓口」5月11日配信
https://precariatunion.hateblo.jp/entry/2026/05/12/210633
2026年5月11日、プレカリアートユニオンはYouTubeライブ「社内通報窓口」を配信しました。出演は執行委員長の清水直子と、書記長の稲葉一良です。今回のテーマは、「『あなたのためだから』は、だましの手口!退職勧奨、PIP、解雇への対応法」でした。
配信では、日本企業で広がっている退職勧奨の実態や、人事部門による心理的誘導、PIP(業務改善計画)が退職強要に使われる問題、そして「解雇と言われて退職届を書いてはいけない」という重要なポイントについて、実際の相談事例や現場感覚を踏まえて詳しく語られました。https://www.youtube.com/live/nZM3LPqqX7Q?si=nEIWPbFcWuFJaZUM
#プレカリアートユニオンの社内通報窓口 【2026年5月11日14時】「あなたのためだからは、だましの手口!退職勧奨、PIP、解雇への対応法」
「あなたのためだから」で辞めさせる手口
配信冒頭で稲葉書記長は、日本の一定規模以上の企業では、人事部門が「どうやったら低コスト・低リスクで辞めさせられるか」を研究している実態があると指摘しました。
単純に「解雇だ」と迫るのではなく、「あなたのためだから」「このままだとつらいでしょう」「別の道を考えた方がいい」など、本人を思いやっているように見せかけながら、自ら退職届を書かせる手法が広がっていると説明されました。
プレカリアートユニオンのブログには、元人事担当者が「人事部がどういうことを考えているのか」を告発的に書いた記事が掲載されていることにも触れられました。そこでは、人事部門の中で「どう追い詰めるか」「どう自発的退職に持ち込むか」が共有されている実態が語られていると紹介されています。
心理学的テクニックによる退職勧奨
今回の配信で特に強調されていたのは、退職勧奨の「進化」です。
かつてのような高圧的な恫喝型ではなく、心理学的手法を使って相手の警戒心を解き、「この人は自分を理解してくれている」と思わせながら退職へ誘導するケースが増えていると説明されました。
例えば、人事担当者が突然態度を変え、「今まで本当に大変だったよね」「会社に貢献してくれていたのは分かっている」と共感的に接してくる。そのうえで、「でも今の会社の状況を考えると……」と話を進め、「辞める方があなたのためなのでは」と本人に思わせる形です。
しかも、一度「考えたい」と答えてその場で退職に応じないと、急に態度が冷たくなるケースもあると指摘されました。
稲葉書記長は、「人は『理解されたい』という気持ちを持っているので、『あなたを分かっている』という接し方をされると、かなり影響を受けてしまう」と述べています。
人事担当者にもノルマと圧力
配信では、人事担当者自身もまた、会社から強い圧力を受けている構造についても語られました。
最近は、「退職者を出せなければ自分が切られる」というようなプレッシャーを受けている人事担当者もいるのではないかという話題が出されました。
つまり、人事担当者個人の悪意だけでなく、「辞めさせること」が成果として評価される構造が存在している可能性があるという指摘です。
その結果、本来であれば整理解雇4要件を満たさないようなケースでも、「経営方針が変わった」「この部署はいらなくなった」などの理由で、退職勧奨が乱発される状況が生まれていると説明されました。
「解雇だから退職届を書け」はだまし
今回の配信で繰り返し強調されたのが、「解雇だと言われても退職届を書いてはいけない」という点です。
清水委員長は、「解雇せざるを得ないと言われたなら、なおさら退職届を書いてはいけない」と述べました。
なぜなら、本当に会社が解雇できる状態であれば、会社は正式に解雇するはずだからです。それをせずに退職届を書かせようとするのは、裁判などで争われるリスクを避けたいからだと説明されました。
また、退職勧奨そのものは違法ではないものの、労働者が断っているのに執拗に繰り返すことは問題になり得るとも語られました。
そのため、「辞めません」と明確に意思表示すること、そして録音などで証拠を残すことが重要だと呼びかけられました。
「会社都合にしてくれるなら辞める」は危険
配信では、退職理由をめぐる注意点も詳しく解説されました。
「会社都合にしてくれるなら辞めてもいい」と考える人は少なくありません。しかし、退職届を書いた後に「会社都合にしてください」と交渉しても、「自分で退職したのだから自己都合だ」と扱われるケースが実際に多数あると紹介されました。
雇用保険上、会社都合退職であれば失業給付が早く支給されますが、自己都合退職では給付制限がかかることがあります。
そのため、安易に退職届を書いてしまうのではなく、まずは退職そのものに同意しないことが重要だと強調されました。
「自分は必要ない人間なんだ」と思わなくていい
配信では、退職勧奨を受けた労働者が強く自己否定感を抱いてしまう問題についても語られました。
「会社から必要ないと言われた」と感じ、「自分には居場所がない」と思い込んでしまう人が非常に多いというのです。
しかし清水委員長は、それは「相手の都合」でしかないと繰り返しました。
経営者が「自分たちに都合が悪い」と思っただけであり、「あなたが価値のない人間だ」という意味では全くない。整理解雇要件も満たさないのに辞めさせようとしているだけだと説明されました。
また、「能力不足」を理由に退職勧奨を受ける人についても、「本当に解雇できるレベルの能力不足なら正式に解雇しているはずだ」と指摘されました。
PIP(業務改善計画)は退職強要の道具になっている
後半では、近年急速に広がっているPIP(Performance Improvement Plan/業務改善計画)の問題が取り上げられました。
本来、業務改善計画は教育・改善のための制度です。しかし日本では、退職強要の手段として使われているケースが多いと説明されました。
例えば、
・「コミュニケーション能力を改善せよ」
・「もっと熱意を示せ」
・「主体性を持て」
など、達成基準が曖昧で、何をすれば達成したことになるのか分からない目標を設定するケースがあると紹介されました。
半年努力しても、「まだ足りない」「むしろ悪化している」と言われてしまえば、反論しにくくなります。
さらに最近では、非常に複雑な評価指標を持ち込み、「何を言っているのか分からないが、とにかく低評価になる」ような仕組みもあると語られました。
PIPの本質は「結論ありき」
清水委員長は、こうしたPIPについて、「結論が先に決まっている」と指摘しました。
つまり、「この人を辞めさせる」という結論があり、そのために「能力不足だった」という証拠を積み上げるために使われるケースがあるということです。
しかも、その評価記録が数年積み重なると、裁判所でも「会社は継続的に低評価をしていた」と見られてしまう危険があります。
そのため、PIPを受けた場合には、記録を残し、できるだけ早く労働組合などに相談することが重要だと呼びかけられました。
「本当に改善のため」の場合もある
一方で、配信では「すべての業務改善計画が違法だと言いたいわけではない」とも説明されました。
実際に、業務上の問題点を改善するため、通常の指導や教育として行われるケースもあるため、「PIPと言われた=即不当解雇だ」と早とちりし過ぎるのも危険だと語られました。
そのため、
・認めるべきことは認める
・改善すべきところは改善する
・しかし、不当な要求は認めない
という整理が重要であり、その判断のためにも相談が必要だと強調されました。
「まず相談してほしい」
配信全体を通じて一貫していたのは、「一人で抱え込まないでほしい」という呼びかけでした。
退職勧奨やPIPを受けると、多くの人が「自分が悪いのではないか」と思い込み、会社の言葉を内在化してしまう。しかし、それは会社側の戦略である場合も少なくない。
だからこそ、
・退職したくないのに退職届は書かない
・面談などの録音を取る
・記録を残す
・早めに労働組合に相談する
ことが重要だと、配信では繰り返し語られました。
「本当に正当に解雇できる状態なら、会社は正式に解雇しているはずだ」という言葉は、今回の配信全体を象徴するメッセージだったと言えるでしょう。
5月19日(火)16時30分から、プレカリアートユニオンのYouTubeライブの配信を行います。
#プレカリアートユニオンの社内通報窓口 【2026年5月19日16時30分】「残業代、弁償金、配車差別」運送会社の労働問題と解決事例
https://youtube.com/live/a0GscTkXVjs?feature=share
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配信内で答えてほしい質問などありましたらメールでお寄せください。info@precariat-union
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毎月開催!ウクレレでつながるプレカリアートユニオン。音楽と交流から生まれる「一
人じゃない」と思える場所
https://precariatunion.hateblo.jp/entry/2026/05/09/204004
動画
https://youtube.com/shorts/a3P047iTlac?si=kgsr0OVHXjVSbHgQ
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プレカリアートユニオンの清水直子です。
4月28日の配信内容のご報告です。
知らなかったでは済まされない
未払い賃金・残業代請求のポイントを徹底解説(4月28日配信レポート)
https://precariatunion.hateblo.jp/entry/2026/04/30/162528
2026年4月28日、プレカリアートユニオンはYouTubeライブ「社内通報窓口」を配信しました。出演は執行委員長の清水直子と書記長の稲葉一良です。配信は、雨に濡れて体調を崩した清水委員長の雑談や、プリンや差し入れの話題から始まり、視聴者との距離の近さを感じさせる雰囲気の中で進行しました。
https://www.youtube.com/live/XkF9QqmNnQM?si=Rj3bUhzfdTdvWwAA
春闘の現状と中小企業の厳しい交渉状況
今回の配信では、春闘の途中経過の報告とともに、未払い賃金・残業代の問題がテーマとして取り上げられました。稲葉書記長は、メーデーを区切りとする従来の春闘の流れに触れつつも、中小企業を中心に交渉する組合にとっては、4月末時点はまだ「中間点」であると説明しました。
大企業ではすでに回答が出る時期である一方、中小企業では交渉が継続しており、むしろこれからが正念場であるという認識が示されました。また、物価上昇の影響により企業の利益が圧迫されている中で、賃上げ交渉は全体的に厳しい状況にあると指摘されました。
一方で、賃上げが難しい場合でも、未払い賃金の是正や労働条件の改善によって実質的な賃上げにつながるケースがあることが強調されました。例えば、これまで切り捨てられていた残業代を支払わせることで、数%から場合によっては10%以上の賃上げに相当する効果が生まれると説明されています。
未払い賃金が発生する三つの典型パターン
稲葉書記長は、未払い残業代が発生する原因について、大きく三つのパターンに整理して説明しました。
第一に、休憩が実際には取れていないにもかかわらず、機械的に1時間分の休憩が控除されているケースです。電話対応をしながら食事を取るなど、労働から完全に解放されていない状態は休憩とは認められず、本来は労働時間として扱われるべきであるにもかかわらず、賃金が支払われていない実態があると指摘されました。
第二に、労働時間の切り捨てです。例えば始業前の準備時間や朝礼、あるいは15分未満の時間を切り捨てるといった慣行が挙げられました。就業規則に「始業時間までに働ける状態にしておく」といった規定がある場合、その準備時間自体が労働時間に該当するにもかかわらず、賃金が支払われていないケースが多いとされています。
第三に、賃金の支払い方そのものに問題があるケースです。その代表例として固定残業代制度が取り上げられました。
固定残業代の問題点と無効となる典型例
固定残業代とは、一定時間分の残業代をあらかじめ給与に含めて支払う制度ですが、その運用には厳格な要件が必要です。しかし実際には、これらの要件を満たしていないケースが多く見られると説明されました。
例えば、「残業代込みで30万円」といった表示のみで、何時間分の残業代なのかが明示されていない場合、残業代としては無効となり、結果として一切支払われていないのと同じ扱いになると指摘されています。また、月200時間といった過剰な時間を固定残業として設定する場合も、公序良俗に反し無効とされる可能性があります。
さらに、基本給と残業代の区別が不明確なケースや、「業務手当」などの名目で残業代が含まれていると主張するケースについても、内容が明確でなければ無効と判断される余地があると説明されました。
このように、固定残業代制度は適切に運用されていない場合が多く、むしろ未払い賃金を生み出す構造になっていると指摘されています。
固定残業代がもたらす実質的な賃金低下
固定残業代は、見かけ上の給与額を高く見せるために利用される場合があるとも述べられました。求人時に「残業代込み」で高額に見せることで応募を集める一方、実際には基本給が低く抑えられているケースがあるとされています。
また、実態として常に固定時間を超える残業が発生している場合、その制度自体が合理性を欠き、残業代の支払いを回避するための手段として機能している可能性があると指摘されました。
さらに、固定残業代は一度導入すると簡単には廃止できず、企業にとってもリスクがある制度であることが説明されました。
労働者の権利放棄は認められない
配信では、労働者自身が「休憩はいらない」「残業代はいらない」と考えていたとしても、それによって権利が消滅するわけではないという点も強調されました。
労働基準法や最低賃金法は強行法規であり、労働者の合意によっても下回ることはできません。仮に念書などで権利を放棄したとしても、それは無効となる可能性が高いと説明されています。
また、企業側が「休憩は取らせていたはず」と主張するだけでは足りず、どのように休憩を確保していたのかを具体的に説明できなければならないとされました。
名ばかり管理職と残業代未払い
後半では、名ばかり管理職の問題が取り上げられました。管理職と管理監督者は異なる概念であり、残業代の支払い義務が免除されるのは、厳格な要件を満たす管理監督者に限られると説明されました。
例えば、労働時間の管理を受けず、自ら裁量で働き方を決定できることや、経営に近い権限を持っていること、待遇がそれに見合っていることなどが必要とされます。しかし実際には、店長や主任などの役職名だけで管理職とされ、残業代が支払われないケースが多く存在すると指摘されました。
このようなケースでは、実態として管理監督者に該当しないため、残業代の未払いが発生している可能性が高いとされています。
未払い是正は大幅な賃上げにつながる
配信全体を通じて強調されていたのは、未払い賃金の是正が大きな経済的効果を持つという点です。単純なベースアップでは数%にとどまる場合でも、未払い賃金を取り戻すことで10%から20%、場合によってはそれ以上の改善につながることがあると述べられました。
また、労働時間の短縮と賃金水準の維持・向上を同時に実現することも可能であり、そのためには個人で抱え込まず、労働組合に相談することが重要であると繰り返し呼びかけられました。
個人加盟ユニオンの役割
最後に、プレカリアートユニオンのような個人加盟の労働組合が、こうした未払い賃金や労働条件の問題に対して具体的な成果を上げていることが紹介されました。
大企業のような大幅な賃上げとは異なる形であっても、労働条件全体の改善を通じて実質的な賃上げを実現している事例があることが示され、労働者一人ひとりが交渉主体となることの重要性が強調されました。
配信は、未払い賃金の問題が決して特別なものではなく、多くの職場に共通する構造的な問題であることを具体的に示しつつ、対処の方向性を明確に提示する内容となっていました。
5月11日(月)14時から、プレカリアートユニオンのYouTubeライブの配信を行います。
#プレカリアートユニオンの社内通報窓口 【2026年5月11日14時】「あなたのためだからは、だましの手口!退職勧奨、PIP、解雇への対応法」
https://youtube.com/live/nZM3LPqqX7Q?feature=share
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配信内で答えてほしい質問などありましたらメールでお寄せください。info@precariat-union
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東京東部労組の菅野です。
4月22日、東部労組・北澤組合員は東部けんり総行動の一環としてフソー化成本社前での抗議行動を実施しました。以下、ご報告です。
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【フソー化成との闘い】東部けんり総行動で社前抗議集会
東部労組・北澤組合員は4月22日、「東部けんり総行動」の一環としてフソー化成本社前での抗議行動を実施。社前には東部労組各支部・組合員、地域の労働組合の仲間60人が結集しました。
この日の行動で組合は、昨年11月の行動に続きブルーシートを改造した巨大横断幕を社前に展開。フソー化成・小林社長にあらためて強い抗議の意思を示しました。
小林社長は昨年10月に発出された東京都労働委員会の命令を履行しないばかりか、労働組合活動そのものを萎縮させる不当な「反訴」でも労働組合の団体行動権を否定するかのような主張を続け、北澤組合員に対しても根拠のない誹謗中傷とも言える主張を繰り返しています。
集会では、東部全労協・原田副議長が主催者あいさつで小林社長を糾弾。北澤組合員もあらためて怒りを表明して小林社長を追及しました。
「不当な『反訴』糾弾!」「小林社長はただちに謝罪しろ!」などのシュプレヒコールに続き、地域・友好労組の仲間も次々に小林社長を糾弾しました。
集会の締めくくりに、北澤組合員は「労働者の尊厳を踏みにじる小林社長を決して許さない。謝罪させるまで闘い抜く」と力強く決意を表明。団結ガンバローで集会を締めくくりました。
不屈に闘う北澤組合員に引き続きのご支援・激励をお願いいたします!
★これまでの経過(フソー化成との闘い)★
https://note.com/tobu19681226_001/m/mccea5d095e13
■参照note記事
https://note.com/tobu19681226_001/n/n3c58fbbe7cc3
プレカリアートユニオンの清水直子です。
4月21日の配信内容のご報告です。
介護・調理の職場で何が起きているのか
プレカリアートユニオンYouTubeライブ「社内通報窓口」4月21日配信レポート
https://precariatunion.hateblo.jp/entry/2026/04/24/123608
2026年4月21日、プレカリアートユニオンはYouTubeライブ「社内通報窓口」
を配信しました。出演は執行委員長の清水直子と書記長の稲葉一良です。配信は軽い雑
談から始まり、コンビニスイーツや物価上昇、牛乳の値段の話題など、日常的なやり取
りを交えつつ進行しました。視聴者への呼びかけとして、リアルタイム視聴だけでなく
アーカイブ視聴への言及もあり、普段どおりの落ち着いた雰囲気で配信が始まりました。
https://www.youtube.com/live/rJyPgkZvmhE?si=A-K2ux5VPXDfTQSt
#プレカリアートユニオンの社内通報窓口 【2026年4月21日16時】「介護・調理の職場
のハラスメント問題」
調理現場の経験から語られるハラスメントの実態
今回のテーマは、職種ごとに起こりやすいハラスメント、とりわけ調理と介護の現場
についてでした。稲葉書記長は自身が調理現場で働いていた経験を踏まえ、家庭の延長
のような感覚で職場を支配しようとする人がいることや、ルールが共有されていないま
ま押しつけられる状況があると話しました。また、火や刃物を扱い、時間に追われる環
境の中で、怒鳴る・殴るといった暴力的な振る舞いが起きやすいことにも言及しました。
さらに、調理現場は工場的な側面もあり、納期に追われるライン作業に近い構造を持
っていると説明されました。病院の集団調理では、決められた時間までに大量の食事を
提供しなければならず、休憩が削られ、人手不足が慢性化し、その中でハラスメントが
常態化していく構造があるとされています。
病院調理の現場で起きていた具体的な暴力
稲葉書記長は、病院の大規模調理現場での具体的な体験として、水をかけられる、怒
鳴られるといった行為があったことを語りました。こうした行為は、現場のリーダー的
な立場の人間から行われることが多く、さらに病院側の職員と受託会社の双方から圧力
がかかる構造になっていたと説明されました。
病院という組織自体が強いヒエラルキーを持ち、医師を頂点とするピラミッド構造の
中で、調理部門は低く位置づけられていると認識されていること、その中でさらに請負
労働者はより下層に置かれるという多重構造が、現場のストレスとハラスメントを増幅
させていると語られました。
体力や立場を利用したいびりの構造
現場には主婦のパートや若年層、体力的に厳しい高齢者など様々な労働者が混在して
おり、その違いを利用したいびりも存在していました。例えば重い米袋を持たせるなど、
明らかに負担の大きい作業を特定の人に押しつける行為があったとされています。
稲葉書記長は、そうした状況を見て間に入り、作業を代わるなどの行動を取っていた
と述べていますが、その一方で職場内の「ルール」に従わない問題児と見なされていた
とも語っています。
サービス残業を前提とした「暗黙のルール」
特に問題として語られたのが、始業前の準備時間に関する慣行でした。契約上の労働
時間よりも前に出勤し、着替えや衛生準備を済ませておくことが当然とされており、そ
の時間には賃金が支払われていませんでした。
稲葉書記長はこれを拒否し、タイムカードを押した後に着替えるという行動を取った
結果、「毎日遅刻している」と周囲から批判されるようになったと説明しています。し
かし本人としては、契約通りに働いているだけであり、むしろ他の労働者が無償労働を
強いられている状況に問題意識を持っていたと述べました。
労働法を武器にした抵抗と孤立
当時、社会保険労務士の勉強をしていた稲葉書記長は、労働法の知識をもとに未払い
賃金や違法な労働慣行に対して指摘を行っていました。残業代の切り捨てについても、
法令違反であることを明確に示し、支払いを求めるなどの対応をしていたと語られてい
ます。
しかし、こうした行動は職場内での孤立を招き、「反抗的」「真面目に働かない」と
いった評価につながっていきました。また、外国人労働者に対する差別的な扱いにも抗
議していたことから、現場内で対立が深まっていった様子が語られました。
労働組合結成の動きと企業内組合の限界
こうした状況の中で、稲葉書記長は職場の仲間とともに労働組合的な動きを模索して
いました。しかし、その過程で企業内組合が設立され、そこに参加したものの、期待し
ていたような対応は得られなかったと述べています。
団体交渉では、未払い賃金の問題に対して「会社が潰れる」と発言するなど、労働者
の権利を守る立場とは思えない対応があったことが語られました。また、企業内組合側
からの暴力行為や威圧的な言動もあり、深い不信感を抱くに至ったとされています。
解雇と配置転換、そして収入の断絶
稲葉書記長は最終的に有期雇用契約の途中で解雇され、その後撤回されたものの、別
の職場への配置転換を強いられました。その結果、勤務条件が大きく変わり、夏休み期
間中は仕事がなくなり、無収入状態に陥ったと説明しています。
さらに、体調を崩して休職した際には、無断欠勤扱いとされ、退職処理が行われるな
ど、極めて不当な対応が続いたことが語られました。
プレカリアートユニオンとの出会いと解決
その後、プレカリアートユニオンに相談し、団体交渉と労働審判を経て和解に至った
経緯が説明されました。この過程で組合活動に関わるようになり、最終的には専従とし
て活動するようになったという流れが語られています。
清水委員長からは、企業内組合が会社側と一体化し、労働者の権利を守らないケース
があること、個人加盟の労働組合の重要性についても言及がありました。
ハラスメントが生まれる構造をどう見るか
今回の配信では、個別の体験にとどまらず、なぜ特定の職場でハラスメントが多発す
るのかという構造的な問題も提示されました。時間に追われる業務、ヒエラルキー構造
、外注・請負による責任の曖昧化、人手不足などが複合的に作用し、現場の暴力や不当
な扱いを生み出しているという認識が共有されました。
その中で、個人が我慢するのではなく、記録を取り、声を上げ、必要であれば労働組
合とつながることの重要性が繰り返し示されました。
配信全体を通じて、現場で実際に起きている出来事が具体的に語られ、同様の環境で
働く人にとって、自分の状況を見直す材料となる内容となっていました。
4月28日(火)14時から、プレカリアートユニオンのYouTubeライブの配信を行います。
#プレカリアートユニオンの社内通報窓口 【2026年4月28日14時】「知らなかった!未
払い賃金・残業代請求のポイント」
https://youtube.com/live/XkF9QqmNnQM?feature=share
ご都合のつく方はぜひご視聴ください。お気軽にコメントもお寄せください。アーカイ
ブもご視聴いただけます。
配信内で答えてほしい質問などありましたらメールでお寄せください。
info@precariat-union
※個別・具体的な労働相談については、コメント欄ではなくLINE労働相談で受け付けて
います。
LINE労働相談 https://page.line.me/340sctrx?openQrModal=true
2026.4.21 東京東部労組 須田光照
以下、個人組合員の解決報告です。
【解決報告】不当な休職命令との闘いが解決
東京都葛飾区にある鞄・バッグの製造会社で働いていた労働者が東京東部労組に加入し
、会社からの不当な休職命令との闘いをすすめてきましたが、4月15日に東京都労働委
員会(都労委)において締結した協定書に基づく会社側からの解決金支払いが完了した
ことをうけ、今回の労働争議は解決となりました。
この労働者は昨年10月に社長から突然、休職を命じられました。その理由として労働者
が以前かかった脳疾患の後遺症があると決めつけたうえ労務提供が不十分であることを
あげました。しかし、労働者は主治医から「就労可能」と診断され、労務提供も十分に
できる状態でした。根拠もなく会社は無給での休職を命じたのです。
このままでは路頭に迷うという危機感で労働者は東部労組に加入して闘いを始めました
。昨年12月に会社との団体交渉に臨み、休職は不当だと社長を追及しました。会社側は
無給としていた休職期間の賃金の6割は支払うという譲歩を示しましたが、休職命令が
不当だったことは譲りませんでした。
このため組合は都労委のあっせんを申請し計3回の調整を経て、今年3月に会社と解決
の協定書を調印しました。解決金の支払い、会社都合による退職、休職期間中の賃金は
減額前の金額とすることなどが主な内容です。
労働者は「会社に解決金を支払わせることで不当な休職命令を出した責任を一定果たさ
せることができた。泣き寝入りせずに声を上げることが大切だと実感した」と話しまし
た。
労働組合とともに声を上げ、労働者の生活と権利を守っていきましょう!
■参照note記事
https://note.com/tobu19681226_001/n/nbead9f162c85
2026.4.21 東京東部労組 菅野存
4月20日、フソー化成・小林社長らの不当労働行為(パワハラ)に対する損害賠償・慰謝料請求裁判第9回口頭弁論が行われました。
以下、ご報告です。
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【フソー化成との闘い】小林社長らに対する損害賠償・慰謝料請求裁判 第9回口頭弁論
東部労組・北澤組合員が原告となりフソー化成・小林社長と役員3名に対し不当労働行為(パワハラ)の損害賠償・慰謝料を請求している裁判の第9回口頭弁論が4月20日、東京地裁で行われました。
会社・小林社長が北澤組合員個人を相手に報復的に提起した「反訴」に対し、東部労組は補助参加人としての訴訟参加を申し立てましたが、会社側はこれについて異議を申し立てていました。
これに対し裁判所は3月31日、東部労組の補助参加を認める決定を下しました。
裁判所は決定書において、北澤組合員が東部労組の組合員とともに行った抗議行動等につき「これらの活動は組合活動としてされたものと解される」と判断しています。
「行動は北澤組合員個人によるもの」との小林社長側の主張が破たんしていることが明らかになったと言えるのではないでしょうか。
しかし当日の法廷でも会社側の姿勢は変わることはありませんでした。
会社側弁護士は裁判長からの問いかけに対し、あらためて「北澤組合員個人の行動」との趣旨の主張を繰り返したのです。「労働争議当事者である個人に対する報復的損害賠償としての『反訴』」という本質があらためて浮き彫りとなりました。
弁論終了後、北澤組合員は「会社・小林社長のやり方にあらためて怒りがこみ上げてくる。今後も大衆行動で追及していきたい。みなさんの力を貸してください」と多くの傍聴者を前に決意表明しました。
次回の口頭弁論は5月28日(木)午後4時から東京地裁5階の530号法廷で開かれます。
引き続きみなさんの支援・激励をお願いいたします。
■参照note記事
https://note.com/tobu19681226_001/n/na51087f76e06
2026.4.14 東京東部労組 須田光照
東京東部労組の須田です。
以下、5.1反戦メーデー行動の呼びかけです。
東京東部労組が加わっている労組反戦行動実行委員会から5月1日の反戦メーデー行動への呼びかけ文が以下のとおり発せられています。
みなさんのふるってのご参加を呼びかけます
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みなさんの日ごろのご奮闘に敬意を表します。
わたしたちは労働者による戦争反対の運動をさまざまな労働組合が共同で取り組んでいる労組反戦行動実行委員会です。
2月28日に米国とイスラエルはイランに対する大規模な武力攻撃を開始し、イランの最高指導者ハメネイ師を含む政権幹部を多数殺害しました。
学校や病院などの民間施設もミサイル攻撃し、約170人の女子小学生が虐殺されました。
また、1月3日には米国がベネズエラを武力攻撃し、マドゥロ大統領夫妻を拘束・連行しました。
さらにキューバの社会主義政権を転覆させるために経済封鎖を強めて人道的な危機を起こしています。
米国からの支援を受けたイスラエルによるガザへのジェノサイドも続いています。
中東と中南米で次つぎと起こっている戦火は、経済の衰退で世界の覇権を失いつつある米国が突出する軍事力で意に沿わない国ぐにの政権を転覆させて巻き返しを図る帝国主義的な戦略の発動です。
米国・トランプの戦争放火をただちに止めないと世界中に火の手が拡大していく勢いです。
ところが、日本の高市政権はイラン侵略戦争に対して米国とイスラエルをひと言も非難することなく反撃に出たイランを非難するという倒錯した対応です。
横須賀の基地から出撃した米軍の艦船がイランにミサイル攻撃をしている事実は日本がすでにイラン民衆の虐殺に加担していることを示しています。
さらに高市政権はホルムズ海峡に自衛隊を派兵し参戦する構えすら見せています。
2月の衆院選で「圧勝」した自民党・高市は「国論を二分する政策」を大胆に進めると豪語し、憲法改悪、非核三原則の否定(核保有)、安保三文書を前倒してのいっそうの軍拡、スパイ防止法・国家情報局の設置、国旗損壊罪の創設などの戦争政策に踏み出す姿勢を見せています。
これらは米国と共同で中国を軍事的に包囲して打ち負かすための戦争準備と国内治安体制の整備にほかならず、世界戦争・核戦争につながりかねない危険な動きです。
一方、イランでもベネズエラでもキューバでもガザでも民衆が帝国主義の蛮行に対する抵抗闘争を不屈に続けています。
欧米諸国でも多くの労働者人民がデモやストライキで反戦を訴えています。
わたしたちも国際的に労働者階級が団結するべきメーデーの日に日本の労働者・労働組合として反戦の決意を行動で示していこうではありませんか。
万国の労働者と被抑圧民族は団結しよう!
すべてのみなさんに以下の5.1反戦メーデー行動への参加を呼びかけます。
◆日時と場所:2026年5月1日(金)
【前段行動】米国大使館前行動
・13時00分に東京メトロ銀座線「虎ノ門」駅3番出口(地上に出たところ)に集合後、全体で米国大使館前に徒歩で移動します。
・前段行動終了後に徒歩(約15分)で次の首相官邸前に移動します。
【反戦メーデー行動】首相官邸前行動
・15時00分に首相官邸前に集合(東京都千代田区永田町2-3-1、東京メトロ「国会議事堂前」駅下車)
※ 雨天決行。
※ 団体の方はできるだけ旗をご持参ください。
◆連絡先:労組反戦行動実行委員会(5.1反戦メーデー事務局組合)
全国一般・全労働者組合 電話03-3234-1816
全国一般東京東部労働組合 電話03-3604-5983
以上
■参照note記事
https://note.com/tobu19681226_001/n/n621a6677d332
2026.4.9 プレカリアートユニオン 清水直子
プレカリアートユニオンYouTubeライブ「社内通報窓口」4月7日配信レポート
https://youtube.com/live/pKvpntT2S2k?feature=share
プレカリアートユニオンは2026年4月7日、YouTubeライブ「社内通報窓口」を配信しました。出演は執行委員長の清水直子と、書記長の稲葉一良です。冒頭では、稲葉書記長がインフルエンザ自体は過ぎたものの、持病の蓄膿の悪化で咳き込むことがあると説明しつつ、新年度最初の配信が始まりました。テーマは、新入社員と、これから就職活動を進める学生に向けて「働き始めるとき、就職先を選ぶときに何を見ておくべきか」を具体的に伝えることでした。
外国人労働者の相談をどう広げるか
配信の前半では、まず外国人労働者向けの相談呼びかけの取り組みが紹介されました。日本語・英語・中国語の3か国語で作成したビラには、「仕事で困っていませんか」「そのままにしないでください」「外国人労働者も日本人労働者も、すべての労働者が相談できます」といった趣旨が書かれており、給料や残業代の未払い、急な解雇、長時間労働、パワハラや暴力などについて相談を呼びかける内容になっています。稲葉書記長は、外国人労働者は言葉の壁もあり、ただでさえ労働組合につながりにくいので、自分たちから生活圏に近づいていく必要があると話しました。職場での差別や暴力は「ちょっといじめられた」という程度ではなく、実際に殴られるなどの深刻な事態も珍しくないとして、そうした被害を「納得して泣き寝入りしているわけではない」人たちとどうつながるかが大事だと強調しました。
清水委員長も、この間の相談や交渉の中で、外国人労働者が特にひどい目に遭っていると感じる場面として、使用者が資格外労働を命じておきながら、都合が悪くなると「資格外労働をしたのだからお前も同罪だ」「違法行為だから強制送還だ」などと脅すことを挙げました。自分でやらせておいて入管に通報するぞと脅すようなやり方は本当にひどい、と率直に批判しています。
4月10日、川口駅前での反差別街宣へ
その流れで、4月10日13時から川口駅東口で行う街宣行動についても告知がありました。稲葉書記長は、プレカリアートユニオンは労働組合として、あらゆる差別に反対しているが、今回は単に「差別はよくない」と言うだけではなく、差別によって職場で被害を受けている仲間に「一緒に立ち上がろう」と呼びかける街頭宣伝にしたいと述べました。外国人労働者を「助ける対象」としてではなく、「国籍が違うだけで同じ労働者、同じ仲間」として捉え、日本人労働者もまた人権を制約されているという点では同じ線上にあり、その中でさらに重層的なレイシズムによってより深刻な被害を受けている外国人労働者の仲間と手を取り合おう、という趣旨であることが説明されました。
清水委員長も、川口駅東口での行動は「外国人労働者も日本人労働者も相談してください。同じ職場で団結して問題を解決していきましょう」「職場の主導権を取り戻せば問題は解決しますよ」ということを呼びかけ、労働相談や来所相談の予約も受ける場にしたいと話しました。簡単な相談であればその場で対応したい、切迫した状態なら柔軟に対応することもできる、とも述べています。
新入社員へ――「初日で辞めてもいい」
後半の中心テーマは、新入社員と就活中の学生に向けた助言でした。稲葉書記長は、新年度が始まったばかりで、昨日今日くらいから働き始めた人も多いだろうと話し、自身も「全然聞いていた話と違う」「これは常識的にやばい」と感じて初日で辞めた仕事があったと振り返りました。そして、本当にまずい会社なら「初日で辞めて大丈夫です」「抜けてきてください、潰されるよ」とはっきり言っています。そのうえで、余裕があれば記録を取りながら、確認ややりとりをして、すぐ相談してほしいと呼びかけました。求人という名前だから安心できるわけではなく、今は平気で違法行為をする会社が目立つ気がするとして、「せっかく苦労して勝ち取った」と感じている内定や新社会人デビューであっても、やばい会社にとってよいことはない、少しでもおかしいと思ったら相談してほしい、と重ねて話しています。
労働条件はどこを確認するべきか
では、何を確認したらいいのか。ここではかなり実務的な話が続きました。稲葉書記長は、どの労働者にも共通するとして、まず残業代がどうなっているか、労働時間が何時から何時までで、どの手当がいくらなのか、意味のわからない名目の手当がないかを確認した方がよいと述べました。入社後であっても「残業代は払われるんですか」と確認し、「コミコミです」などと言われたらかなり怪しい、まず契約書を見て、そこに書いてある何とか手当の中で「何だろうこれ」と思うものがあるかどうかを見るのがわかりやすいとも話しています。特に固定残業代については、何時間分でいくらなのかが別立てで明記されていなければだめで、ただ就業規則に書いてあるだけではだめだと説明しました。
清水委員長は、入社時の説明や採用面接は最初から録音した方がよいと強く勧めました。使わないかもしれないが、その時に「これはこういう内容の手当です」と説明されるので、全部記録しておけば、後で争いにならなければそれでよいし、争いになったときには何と言われていたかが重要になるからです。口頭でも合意は合意なので、面接は全部録音した方がよいと述べました。稲葉書記長も、悪質な会社は口ではいいことを言い、書面では違う内容にしてくることがあるので、面接録音は「疑うため」だけでなく、自分が何を約束されたのか確認するためにも役立つと説明しました。リモートワークができると言っていたのに入ってみたらそうではない、というケースにも触れ、面接で合意した内容とずれがないかを見ることが大事だとしています。
カルト的な新入社員研修には注意が必要
新入社員研修についての話も具体的でした。稲葉書記長は、みんなで海に入る、20キロの重いものを運ぶ、素手でトイレ掃除をするなど、根性論を押しつけるような「カルトっぽい研修」に注意が必要だと話しました。そうした研修は「異常な状態を当たり前にさせて洗脳しようとしている」のであって、「ブラック研修」と呼ばれることもあると述べています。ずっと挨拶の練習やお辞儀の練習をさせるような研修も、単に非効率というだけでなく、服従する練習をさせている面があるのではないかという指摘でした。
清水委員長も、あまりカルト的な研修をやる会社には長居しない方がよいと思うが、ひとまず次が見つかるまで様子を見る人もいるだろうから、その場合でもそうした研修を真に受けないこと、一応従っているようには見せつつも内心では真に受けないでうまくやり過ごすことが大事ではないかと述べました。稲葉書記長は、会社はそうした研修を「有意義でした」などと証拠が残らない形で進めようとするので、できる限り記録を残すべきだと補足しています。
就活中の学生へ――内定、求人、ハラスメントを録音せよ
就職活動中の学生に向けては、就活ハラスメントや内定取り消し、求人詐欺の問題が語られました。清水委員長は、就活ではOB・OG訪問の場などでセクハラされることもあるので、とにかく録音した方がよいと話しました。あからさまなセクハラなら会社に責任を取らせればいいし、就活ハラスメント対策は今は企業に義務づけられているにもかかわらず、相談では「証拠がない」という人が多いとも述べています。稲葉書記長も、就活ハラスメントは法律でやってはいけないことになっていても、現実には洪水のように起きているとし、結婚の予定、結婚後も働くのか、子どもをどう考えるかなど、業務と無関係なことを聞いてくる会社はおかしいと指摘しました。マタハラ的な相談や交渉が増えている背景には、企業の競争激化の中で「一人前に働けない可能性がある人を最初から弾きたい」という欲望が露骨になっている面があるのではないか、という話も出ました。
内定についても、「内定とすることにしました」などの曖昧な言い方をして、厳密には労働契約に至っていない状態にとどめようとする会社があると説明されました。内定は、労働条件を示し、雇用することを確定し、それに双方が合意して初めて成立するのであって、言葉遊びのような表現でごまかされることがある以上、「これで確定なんですか」と確認し、言わせておくことが大事だという話です。録音があれば、本当は内定だったと強く主張できる場合もあるので、ここでも録音が重要だとされました。
求人についても、月給50万円と書いてある求人を見て、入社の際にら35万円を提示された場合、法的には必ず50万円が前提になるわけではない、求人情報は「その金額で雇いたい」という意思表示にとどまり、それ自体が約束されたものではないからだ、という説明がありました。だからこそ、「50万じゃないんですか」とその場で言わなければならず、そこで言えずにサインしてしまうと「それでいいと言いましたよね」となってしまう、と話しています。リモートワークも同様で、「リモート大歓迎」と書いてあっても契約や説明の中で明確に確認しないと、入社後に否定されることがあるので要注意だということでした。
企業内組合があっても、それだけでは安心できない
会社選びに関しては、清水委員長が「労働組合がある会社がいい」と一般に言われるのは基本的にはその通りだとしつつも、それだけでは安心できないとも話しました。企業内組合は、同じ会社で働く人たちをまとめて待遇改善を求めるにはやりやすい面があるが、一方で会社と一体化しやすく、労使協調が強まり、組合員の一人がパワハラやセクハラ、リストラの標的になっているようなときに、徹底的に団体交渉して守るということをなかなかしない場合がある、という指摘です。制度を変えるとか全体の処遇改善の交渉はしても、個別の被害を受けている組合員一人の問題では交渉しない企業内組合が結構ある、とかなり踏み込んだ話になりました。だからこそ、新入社員や就活生には、企業内組合の有無にかかわらず、個人加盟のユニオンに入った方が安心だと述べています。
稲葉書記長は、そもそも「絶対に安全な会社」を選ぶことは無理だと話しました。会社自体はやばくなくても、やばい同僚や上司、取引先がいることもある。だから、どんな会社に入るかだけでなく、どんな会社に入ってもすぐ相談でき、ちょっとおかしいと思ったらすぐ改善できる状況をつくることが必要であり、「どんな会社に入ってもユニオンに入るべきだ」とまで言っています。1年目から春闘で賃上げを要求するくらいのつもりでいた方がいいし、組合に入ったからといってすぐ加入通告しなければならないわけではなく、相談しながら様子を見ることもできると説明しました。組合員であることはプライバシーであり、組合に入っていることを理由に不利益を与えるのは違法だから、就活の後半くらいから入っていてもよいとも話しています。
給料だけで仕事を選ばないということ
終盤では、就活や就職で給料だけを指標にしないことの大切さにも話が及びました。稲葉書記長は、組合には年収200万円以下の人から1000万円近くもらっている人までいろいろな仲間がいるが、収入に比例して豊かになるわけではなく、お金はどう使うか、どうコントロールするか、自分の生活にどう組み込むかが大事だと述べました。昔はアルバイトなら時給が高い方がよいと単純に言えた面もあったが、今は見せかけの賃金の高さや「みなし残業代込み」なども増え、すごく高い賃金には何らかの意味があると考えてよく検証した方がよいとも話しています。
清水委員長も、家計改善や生活設計のことを機関誌やブログで連載している稲葉書記長の話に触れながら、実際の生活費を計算して、自分に何が必要なのかを具体的に考えた上で、どの仕事を選ぶのかを考えた方がよいのではないかと話しました。稲葉書記長も、持ち家や車など「こうあるべき」という幻想に引きずられるのではなく、職業を選ぶということは人生をどう生きるかを決めることでもあるので、稼ぐだけではなく、使う、維持する、コントロールするという視点も必要だと述べています。そうしたことも、異業種の先輩や組合の仲間と交流する中で、自分を客観的に見直す助けになるのではないかという話で配信は締めくくられました。
春闘は賃上げだけではない
後半の後半では、春闘の話にも移りました。清水委員長は、プレカリアートユニオンでは支部のある会社だけでなく、その会社に組合員が一人しかいない場合でも、本人がやりたいと言えば春闘賃上げ交渉を遠慮なくやっていると説明しました。運送会社では賃上げの原資を確保するための新たな仕事について、安全を守る条件をどう整えるかまで含めて交渉している例があり、他にもパワハラ的な管理者対応の是正、不均衡待遇の是正、未払い賃金の解決など、会社や支部の状況によって春闘の中身はかなり多様だと話しました。
さらに、有名な大手小売で働くパート労働者の組合員の例も紹介されました。企業内組合には入っていたが、パート労働者が軽んじられており、意見も十分取り上げられない中で、パート女性労働者の経験や勤続を評価し、賃金に反映させるべきではないかという要求を出していることなどが語られました。春闘は単なる賃上げ交渉ではなく、その職場で何が不合理か、どう変えるべきかを一緒に要求していく場でもあることが、具体例を通じて示されました。
新年度の始まりに、新入社員や就活中の学生に向けて、契約書の見方、録音の大切さ、ブラック研修への注意、就活ハラスメントや内定取り消しへの備え、そして企業内組合があっても個人加盟のユニオンにつながっておいた方が安心だということまで、今回の配信ではかなり踏み込んだ話が続きました。清水委員長も稲葉書記長も、「おかしいと思ったらすぐ相談してほしい」「入ったからすぐ会社に言う必要はない」「準備しておくだけでもだいぶ違う」と繰り返しており、働き始める前から労働組合とつながっておく意味が、具体的な言葉で示された回だったと言えます。
4月21日(火)16時から、プレカリアートユニオンのYouTubeライブの配信を行います。
#プレカリアートユニオンの社内通報窓口 【2026年4月21日16時】「介護・調理の職場のハラスメント問題」
https://youtube.com/live/rJyPgkZvmhE?feature=share
ご都合のつく方はぜひご視聴ください。お気軽にコメントもお寄せください。アーカイブもご視聴いただけます。
配信内で答えてほしい質問などありましたらメールでお寄せください。info@precariat-union
※個別・具体的な労働相談については、コメント欄ではなくLINE労働相談で受け付けています。
LINE労働相談 https://page.line.me/340sctrx?openQrModal=true
2026.4.2 プレカリアートユニオン 清水直子
労働組合でできることとは何か
プレカリアートユニオンYouTubeライブ(2026年3月31日)報告
https://precariatunion.hateblo.jp/entry/2026/04/02/192513
プレカリアートユニオンは2026年3月31日、YouTubeライブ「社内通報窓口」を配信しました。今回の配信では、執行委員長の清水直子とともに、彫刻家・評論家であり、多摩美術大学支部支部長、プレカリアートユニオン副執行委員長を務める小田原のどかさんが出演し、「労働組合でできること」をテーマに対談が行われました。
#プレカリアートユニオンの社内通報窓口 【2026年3月31日16時】小田原のどかさん(彫刻家・評論家、多摩美術大学支部支部長、副執行委員長)に聞く「労働組合でできること」
https://www.youtube.com/live/30k2u52YxO4?si=FBrHhGbyxBaUr2Dg
これまでの配信では個別の労働相談や事例紹介が中心でしたが、今回は労働組合の役割や活動のあり方について、経験を踏まえた形で語られました。
■配信の趣旨と問題意識
配信の冒頭では、労働組合がどのような場であり、どのようなことができるのかについて、あらためて共有する必要があるという問題意識が示されました。日々の相談の中で、「もっと早く知っていればよかった」という声があることにも触れられ、情報が十分に届いていない現状が指摘されました。
また、労働問題は特定の業種や立場に限られるものではなく、広い分野に存在していることが前提として確認されました。
■小田原のどかさんの活動と関わり
小田原さんからは、自身の活動領域である美術や大学における状況について説明がありました。非常勤講師や不安定な雇用形態が多いこと、収入や立場が安定しない中で働いている人が多いことなどが語られました。
また、こうした環境の中で労働問題が起きていても、それが表に出にくいことや、個人で抱え込まれやすい状況についても言及がありました。
その中で、プレカリアートユニオンの多摩美術大学支部の活動として、相談を受けたり、情報を共有したりする取り組みが行われていることが紹介されました。
■アーティスト支部の特徴
美術や教育の分野では、一つの職場に固定されていない働き方が多く、同じ場所に集まる機会が少ないことが指摘されました。そのため、一般的な企業のように職場単位で組織することが難しいという特徴があります。
こうした状況の中で、分野や立場が近い人同士がつながる形で活動が行われていること、相談や情報共有の場が重要な役割を持っていることが説明されました。
また、問題が起きた際に一人で対応するのではなく、組合として関わることで状況が変わる可能性があることについても触れられました。
■労働相談の現場について
配信では、労働相談の現場についても具体的に語られました。相談の中では、未払い賃金や雇用の問題、ハラスメントなど、さまざまなケースがあることが紹介されました。
その中で、相談者の状況や希望を確認しながら、どのような対応が可能かを一緒に考えていくことが行われていることが説明されました。
また、団体交渉を行うことで、個人では難しい交渉が可能になることや、組合として関わることの意味についても触れられました。
■労働組合の役割
対話の中では、労働組合が単に問題を解決するだけでなく、労働者が声を上げる手段の一つであることが確認されました。
労働者が個人で対応する場合には難しい場面でも、組合として交渉することで状況が動くことがあること、またその過程自体が重要であることが語られました。
さらに、労働問題が個人の問題として扱われがちである一方で、実際には同様の問題が繰り返し起きていることにも言及がありました。
■情報発信とYouTube配信の意義
今回の配信については、YouTubeを通じて情報を発信する意義についても触れられました。リアルタイムでの視聴だけでなく、アーカイブとして残ることで、後から必要とする人に届く可能性があることが指摘されました。
また、労働者だけでなく、さまざまな立場の人が視聴する可能性があることも共有されました。
■今後の課題
配信の中では、労働組合の活動が必要な人に十分届いていないことが課題として挙げられました。チラシやインターネットなど、さまざまな手段を通じて情報を届けていく必要があることが確認されました。
また、相談につながる前の段階で問題が深刻化してしまうケースがあることから、早い段階での接点づくりの重要性についても言及されました。
■結び
今回の配信では、労働組合の活動や役割について、実際の経験に基づいた形で共有が行われました。美術や教育の分野を含め、さまざまな領域で労働問題が存在していること、そしてその中で組合が果たす役割について、具体的な話が展開されました。
プレカリアートユニオンは、今後もこうした情報発信を継続し、労働問題に直面している人が相談につながる機会を広げていくことを目指しています。
4月7日(火)16時から、プレカリアートユニオンのYouTubeライブの配信を行います。
#プレカリアートユニオンの社内通報窓口 【2026年4月7日16時】「新入社員、就活中の学生に伝えたいこと」
https://youtube.com/live/pKvpntT2S2k?feature=share
ご都合のつく方はぜひご視聴ください。お気軽にコメントもお寄せください。アーカイブもご視聴いただけます。
配信内で答えてほしい質問などありましたらメールでお寄せください。info@precariat-union
※個別・具体的な労働相談については、コメント欄ではなくLINE労働相談で受け付けています。
LINE労働相談 https://page.line.me/340sctrx?openQrModal=true
2026.3.31 東京東部労組 須田光照
以下、デイベンロイ労組支部・井桁さん「復活祭」の報告です。
東京東部労組デイベンロイ労組支部は3月29日、井桁執行委員が職場と組合活動に復帰したことを祝う「復活祭」を東京・大田で開催しました。
井桁さんは2010年に脳卒中で倒れて障害を負いましたが、仲間の支援もあって車いすで職場に復帰しました。
昨年夏に2度目の脳卒中で倒れて入院生活を強いられましたが、再度の復帰を果たしました。
現在は週3日、職場で働き、可能な限り組合活動にも参加しています。
この井桁さんの不屈の精神力をたたえ、今後もともに生きていけることを喜び合う場として「復活祭」は企画され、東部労組各支部の仲間に加え、井桁さんと交流が深い全労や東水労の仲間も駆けつけてくれました。
デイベンロイ労組支部の小野委員長が司会を務めるなか、井桁さんが「生きていてよかった!」とあいさつしました。
職場復帰までの苦闘を振り返るトーク、過去に井桁さんがのど自慢でテレビ出演した映像の上映、井桁さんの歌の披露と続き、参加者からの発言を受けて井桁さんは「みんなの励ましがあって今がある。労働者が障害を負っても働き続けられるよう自分がこれからも頑張っていきたい」と応え、団結ガンバローで締めくくりました。
不屈に何度でも立ち上がる井桁さんに全国の労働者、障害者は続こう!
■参照note記事
https://note.com/tobu19681226_001/n/n01cb06fdd27c
2026.3.30 なかまユニオン・井手窪啓一
皆様 本日(3/30)の提訴が、各種マスコミで報道されました。 NHK https://news.web.nhk/newsweb/
na/nb-2000101519 読売テレビ https://news.ntv.co.jp/n/ytv/
category/society/ytc99e85ecf
20b4cc6b71a82a775fbfabe ABCニュース https://www.asahi.co.jp/webnews
/pages/abc_36532.html MBS https://newsdig.tbs.co.jp/
articles/mbs/2564302?display=1 朝日新聞 https://www.asahi.com/articles
/ASV3Z23HYV3ZPTIL006M.html 共同通信 https://www.kanaloco.jp/news/
social/article-1260474.html
なかまユニオンの関連ページ https://www.nakama-union.org/
archives/7368
2026.3.27 プレカリアートユニオン 清水直子
【勝訴報告】
佐賀豊社労士による稲葉書記長に対する暴行などの損害賠償請求訴訟で
東京高裁が違法な有形力の行使(暴行)と認め慰謝料10万円の支払を命じる
(3月19日・東京高裁)
https://precariatunion.hateblo.jp/entry/2026/03/21/185033
■東京高裁、暴行の違法性を認定し慰謝料の支払いを命令
佐賀豊社労士による稲葉書記長に対する暴行事件などの損害賠償請求訴訟の控訴審で、東京高等裁判所は、3月19日、東京地方裁判所の判断を変更し、裁判で争われた各行為について「第1審被告佐賀による行為はいずれも違法な有形力の行使であると認められ、かつ、過失相殺は相当ではないから、慰謝料10万円の限度で認容されるべき」として、佐賀豊社労士に対して、稲葉書記長に10万円および令和5年10月20日から支払済みまで年3%の遅延損害金を支払うよう命じました。
■名誉毀損に関する組合の請求は同定可能性などを理由に棄却
佐賀豊社労士による稲葉書記長への暴行によりプレカリアートユニオンが被った損害と佐賀豊社労士によるプレカリアートユニオンに関するブログ記事(1点)が名誉毀損であるとするプレカリアートユニオンの損害賠償については、損害を認めず記事については同定可能性がないなどとして控訴を棄却しました。
■団体交渉中に発生した暴行事件の経緯
2023年10月20日、プレカリアートユニオン事務所において、池袋駅近くの「長汐病院」を運営する社会医療法人大成会との団体交渉が行われた際、団体交渉の途中で、大成会側の代理人である濱川俊弁護士と佐賀豊社労士が、団体交渉を拒否して退席しようとしたことを契機に、佐賀豊社労士が稲葉書記長に対して暴行に及びました。
■第一審判決の内容(暴行一部認定・既払処理)
東京地裁は、2025年8月28日、佐賀豊社労士にプレカリアートユニオンに対する名誉毀損で10万円の支払いを命じ、稲葉書記長の損害3万円は既払の範囲内と判断する判決を出していました。東京地裁は、事務所フロアのエレベーター内で倒れていて佐賀豊社労士に抵抗していない稲葉一良書記長に対して行われた、左大腿部を踏みつける、腰部分を高く持ち上げ落下させる、という暴行について、不法行為が認められると判断し、損害額は3万円と判断しました。ただし、佐賀豊社労士はすでに(診療費を請求した稲葉一良書記長に対し、佐賀豊社労士の代理人が5万4242円を支払ったことについて)5万4252円の支払いをしているとして、既払金の範囲内であるとしました。
この第一審判決に対し、原告・被告双方が控訴していました。
■東京高裁による暴行事実の詳細認定
東京高裁は、団体交渉が拒否された直後、稲葉書記長が膝立ちになっているところを佐賀豊社労士が蹴ったとの事実が認定できると判断。
「第1審被告佐賀が第1審原告稲葉の右脇下に自身の左腕を入れ、第1審原告稲葉の背中を左手で押し、本件出入り口に進もうとして、第1審原告稲葉を転倒させたもの」
「本件ホール及び本件踊り場において、第1審被告佐賀が、第1審原告稲葉の右前腕下部分をつかみ、手前に引いたもの」
「左腕をひねり上げたり、左脇下又は左腕をつかんで押したりしたもの」
「右腕部分をつかみ、押したり、足をかけたり、首元を右手で押したり、上着をつかみ押したり、服を引いたりして、転倒させたもの、上着をつかんだり、首元を押さえつけたりしたもの」
「左肩付近の上着をつかみながら第1審原告稲葉を押さえつけ、その際に髪をつかんだもの」
「本件エレベーターにおいて、第1審被告佐賀が、第1審原告稲葉の左肩あたりをつかみ押して転倒させたり、本件エレベーターに乗る際にその脚又は腹部を踏んだりしたもの」
「本件エレベーター内で右足で第1審原告稲葉の左大腿部を踏みつけたもの」
「腰ポーチの紐をつかんで腰部分を持ち上げ、手を放し落下させたもの」
■一連の行為は反復的・執拗な暴行と評価
以上の行為は、「あからさまな有形力の行使であり、行為態様自体からして、偶発的な身体の接触ではなく、意図的なものと認定できるもので、その程度も軽微であるとは言い難く、反復的で執拗である。」と判断。
■稲葉書記長の行為は違法とならず
稲葉書記長が「第1審被告佐賀を退出させまいとして体を盾にしているが、通行を妨げる行為を超えて、第1審被告佐賀をつかんだり押したりといった物理的な接触を図るものではなく、暴行と評価できる行為はなかった。」「第1審原告稲葉が第1審被告佐賀の退出を妨げようとした契機は、第1審被告佐賀から蹴られて転倒したこと(本件行為1)にあり、その後、間もなく警察を呼ぶという状況になった中で、第1審被告佐賀が有形力の行使を繰り返していたという事情があるから、警察官が臨場するまでの限定された時間において、暴行の加害者と認識している相手方である第1審被告佐賀を留め置こうとしたにすぎないというべきであり、違法性や過失があるとは評価できない。」とも明確に判断しました。
■正当防衛・過失相殺はいずれも否定
したがって、佐賀豊社労士の行為は稲葉書記長に対し、「暴行を行ったものと認められ、正当防衛は成立せず、過失相殺も認められない。」と判断しました。
■名誉毀損請求の棄却理由
プレカリアートユニオンが佐賀豊社労士のブログ記事1点について名誉毀損であるとして損害賠償請求をした点については、同定可能性などを理由に認めませんでした。
■組合の当事者適格を明確に肯定
なお、被告側は、プレカリアートユニオンについて「決議不存在確認訴訟」の判決を理由に「憲法上の労働組合でも、労働組合法所定の法適合組合でもない。」として訴えの適法性ついても問題があると主張していたことについては、東京高裁は「資格審査を経て法人登記がなされている第1審原告組合の法適合組合の要件該当性が否定される根拠はなく、法人格が当然に失われるものでもないから、当事者能力は問題となる余地はない。」「そして、第1審原告組合が自ら損害を被ったとして損害賠償請求している本訴において当事者適格を欠く理由もない。」とし、定期大会での追認手続きについても「これを否定すべき根拠もない。」とし、プレカリアートユニオンの請求を不適法とはいえないと判断しました。
■佐賀豊社労士は真摯に反省を。社労士会も対応を
本判決により違法性が明確に認定された以上、佐賀豊社労士には、自らの行為について真摯に反省し、判決に従い速やかに慰謝料の支払いを行うとともに、再発防止に向けた誠実な対応を行うことを求めます。あわせて、社会保険労務士会に対しても、本件の重大性を踏まえ、専門職としての倫理と信頼を守る観点から、適切な検証と必要な対応を行うことを強く求めます。
【暴行の動画】
団交に出席した大成会・長汐病院の社労士によるプレカリアートユニオン稲葉一良書記長に対する暴行・傷害に抗議します 2023年10月20日・プレカリアートユニオン事務所
https://youtu.be/0CtdwBejSfc?si=wTU6lsgiaAQi8_ta
2026.3.26 プレカリアートユニオン 清水直子
プレカリアートユニオンのYouTubeライブの配信内容のご報告です。
外国人労働者の労働問題を可視化する
プレカリアートユニオンYouTubeライブ(2026年3月24日)報告
https://www.youtube.com/live/8iRgKOU-Ac0?si=40r0Xjuee_1wRwym
#プレカリアートユニオンの社内通報窓口 【2026年3月24日18時】外国人労働者の労働問題・最近の解決事例(配信し直し)
プレカリアートユニオンは2026年3月24日、YouTubeライブ「社内通報窓口」を配信しました。今回の配信は、前回3月の配信が機材トラブルにより約30分で途切れてしまったことを受け、その続編として実施されたものです。テーマは「外国人労働者の労働問題と最近の解決事例」であり、執行委員長の清水直子が単独で出演しました。書記長の稲葉一良はインフルエンザのため欠席となりました。
■配信トラブルを踏まえた再配信の背景
冒頭では、前回配信のトラブルについて振り返りが行われました。前回はスマートフォンによる配信を試みた結果、約30分で配信が途切れるという事態が発生しました。一方で収録側では配信が継続しているように見えていたため、内容自体は最後まで話し続けていましたが、その大部分が視聴者に届いていなかったことが後に判明しました。
このため、今回の配信では、前回伝えきれなかった外国人労働者の労働問題について、改めて体系的に説明することが目的とされました。
■外国人労働者問題の現実
配信ではまず、日本社会において外国人労働者がすでに不可欠な存在となっている現実が指摘されました。日常生活の中で接するサービスや労働の多くが外国人労働者によって支えられており、「共に暮らしている社会」であることが強調されました。
しかしその一方で、労働条件や権利保障の面では著しい格差や問題が存在しています。とりわけ、雇い止めや賃金未払い、ハラスメントなどが重なりやすく、制度的にも立場が弱いことから、問題が表面化しにくい構造があります。
■排外主義への対抗と労働運動
今回の配信では、外国人労働者問題が単なる労働問題にとどまらず、排外主義の問題とも密接に結びついていることが指摘されました。プレカリアートユニオンも賛同する「ヘイトにNO!全国キャンペーン」には、移住者支援団体や労働組合ネットワークなど、多様な団体が参加しています。
ここで重要なのは、労働運動がこの問題の中心的な担い手の一つになっている点です。単なる理念的な反差別ではなく、具体的な労働条件の改善を通じて排外主義に対抗するという実践的な位置づけが示されました。
■具体的事例:合意破棄と不当労働行為
配信の中核では、実際に取り組んでいる事例が紹介されました。その一つが、外国人労働者に対するパワーハラスメントと、それに関連する団体交渉の問題です。
当該事案では、使用者が資格外就労を命じ、ばらせばお前も同罪だ、仲間も強制送還されるが責任をとれるのかなどと脅迫したことも含むパワーハラスメントについての団体交渉の中で、傷病手当金と賃金との差額を補償する旨の合意が成立していました。しかし、その後会社側がこの合意を一方的に覆し、さらにハラスメント行為を正当化する姿勢を示しました。
このような対応は不当労働行為に該当する可能性が高く、プレカリアートユニオンは東京都労働委員会への救済申立を行っています。
■組合の対応戦略
この事案に対しては、単なる交渉にとどまらず、複数の手段を組み合わせた対応が検討されています。具体的には、労働委員会での手続に加え、街頭宣伝や抗議行動、場合によっては訴訟提起も視野に入れた対応が取られています。
さらに、企業名の公表や記者会見を含め、社会問題として可視化することも選択肢として示されました。これは、個別事案の解決にとどまらず、同種の問題の再発防止を目的とした戦略です。
■なぜ問題が繰り返されるのか
配信では、こうした問題が繰り返される背景についても言及されました。外国人労働者は、言語や在留資格、雇用関係の制約などにより、使用者に対して強く従属しやすい構造に置かれています。そのため、違法または不当な扱いを受けても声を上げにくく、結果として企業側の行動が是正されにくい状況が生まれています。
この構造を放置すれば、個別の問題が解決しても、同様の被害が繰り返されることになります。そのため、労働組合による集団的な対応が不可欠であると指摘されました。
■労働組合の役割の再確認
今回の配信を通じて明確にされたのは、労働組合の役割が単なる「相談窓口」にとどまらないという点です。組合は、個別の労働問題を解決するだけでなく、企業の行動を是正し、労働環境そのものを変えていく主体です。
とりわけ外国人労働者の問題においては、個人では対抗できない場面が多く、集団的な交渉力を持つ組合の存在が決定的に重要になります。
■配信の意義と今後の展開
配信の終盤では、視聴者に対して継続的な情報発信と相談の呼びかけが行われました。リアルタイム視聴だけでなく、アーカイブ視聴を通じて広く情報が共有されることが想定されています。
また、次回配信では、彫刻家・評論家、多摩美ユニオン支部長、アーティスツ・ユニオンオブサーバーで、副執行委員長小田原のどかさんをゲストに招き、より多角的な視点から労働問題を扱う予定であることも告知されました。
■結論
今回の配信は、外国人労働者の問題を単なる個別トラブルとしてではなく、社会構造の問題として捉え直す内容となっていました。重要なのは、問題の可視化と、それに対する集団的な対応です。
外国人労働者の問題は、日本社会の労働環境の歪みを最も端的に示す領域の一つです。その改善は、外国人労働者だけでなく、すべての労働者の権利向上につながります。
プレカリアートユニオンは、今後もこうした問題に対して実務的かつ継続的に取り組み、配信や相談活動を通じて支援を広げていきます。
【お知らせ】
外国人労働者も、日本人労働者も
その悩み、一人で抱えていませんか?
『ヘイトにNO!全国キャンペーン』賛同
分断ではなく、団結で職場を変える川口アクション
プレカリアートユニオン主催
【日時・場所】
2026年4月10日(金)13時?
JR川口駅東口前
https://precariatunion.hateblo.jp/entry/2026/03/19/223023
3月31日(火)16時から、プレカリアートユニオンのYouTubeライブの配信を行います。
#プレカリアートユニオンの社内通報窓口 【2026年3月31日16時】小田原のどかさん(彫刻家・評論家、多摩美術大学支部支部長、副執行委員長)に聞く「労働組合でできること」
https://youtube.com/live/30k2u52YxO4?feature=share
ご都合のつく方はぜひご視聴ください。お気軽にコメントもお寄せください。アーカイブもご視聴いただけます。
配信内で答えてほしい質問などありましたらメールでお寄せください。info@precariat-union
※個別・具体的な労働相談については、コメント欄ではなくLINE労働相談で受け付けています。
LINE労働相談 https://page.line.me/340sctrx?openQrModal=true
2026.3.23 東京東部労組・須田光照
以下、東部労組の綱領を作ろう連続討論会の報告です。
今期の年間企画として東部労組は1月から3月にかけて全3回の「東部労組の綱領を作ろう連続討論会」を実施しました。
1回目(1月11日)は、第51回大会(2024年)で「社会主義に向かう労働運動」の路線を確立したことを踏まえ、社会主義についての認識を深めようとNHKが昨年10月に放送したドキュメンタリー番組『映像の世紀』の「ロシア革命 世界を覆ったユートピア幻想」をみんなで見て討論しました。
番組がソ連・スターリンの「独裁」や「粛清」といった側面を強調しながら「社会主義=悪」のイメージを増幅させる内容だったこともあり、参加した組合員からは「どんな主義であっても他の考えを認めないのは問題だ」という率直な意見が出ました。これに対して当時のソ連を取り巻く困難な状況を説明し、労働者の革命権力を覆そうとする資本家の抵抗を抑圧する機能は社会主義体制には不可欠だという意見がありました。
2回目(2月15日)は、あらためて綱領に社会主義を掲げるかどうかを討論しました。「戦争や貧困をたえず生み出す資本主義に希望はない」「労働者が解放されるためには資本と賃労働の関係自体をなくすしかない」などと社会主義を掲げるべきという趣旨の意見が多く出ました。
負のイメージが付きまとっている「社会主義」という言葉をあえて使うのかも議論になりました。社会主義運動の奮闘の歴史を教訓として継承し、現在も社会主義を維持・発展させようと努力している世界中の労働者人民と合流していく意味で「社会主義」という言葉でしか言い表せないものがあるという意見がありました。
3回目(3月15日)は、東部労組の結成当初の基本方針や綱領とあわせて他の労組・団体の綱領を参考にしようと、連合、全労連、国労、東京清掃、UAゼンセン、総評のほか、部落解放運動の「全国水平社」、朝鮮抗日運動の「祖国光復会」、黒人解放運動の「ブラックパンサー党」の綱領を資料にして討論しました。
「組合の日常闘争が社会主義につながる道筋を描く必要がある」「個別資本との闘いを通して階級的自覚を高める過程が大切」「ひとりの闘いをよってたかって支える作風を表現したい」「国際連帯の内容を盛り込むべき」「革命という言葉がキーワード」「労働者階級の解放という目標に自分たちが立ち戻るための旗印を記そう」「社会主義という言葉を最初は嫌がる人もいるかもしれないが、労働者は職場で搾取されている経験から必ず理解するはず」など、綱領づくりへのさまざまな意見が出ました。
今回の討論会を踏まえて来期に向けて綱領の骨子ないしは草案を検討し、さらに組合員の討論を続けることになりました。
■参照note記事
https://note.com/tobu19681226_001/n/n854e29c24720
2026.3.6 東京東部労組・菅野
3月5日、フソー化成・小林社長らの不当労働行為(パワハラ)に対する損害賠償・慰謝料請求裁判第8回口頭弁論が行われました。
以下、ご報告です。
******************************************
【フソー化成との闘い】小林社長らに対する損害賠償・慰謝料請求裁判 第8回口頭弁論
東部労組・北澤組合員が原告となりフソー化成・小林社長と役員3名に対し不当労働行為(パワハラ)の損害賠償・慰謝料を請求している裁判の第8回口頭弁論が3月5日、東京地裁で行われました。
会社・小林社長が北澤組合員個人を相手に報復的に提起した「反訴」に対し、東部労組は補助参加人としての訴訟参加を申し立て、前回期日では菅野委員長が意見陳述を行い「反訴」の不当性を糾弾。この日の期日でも東部労組各支部の組合員・友好労組の仲間が傍聴する中、東部労組・菅野委員長は原告席で北澤組合員とともに裁判に臨みました。
会社側は東部労組の補助参加について異議を申し立てています。異議の内容を主張する書面で会社側は、東部労組が2024年10月に実施した地域デモのブログ記事の写真に「補助参加人(東部労組・菅野委員長)がまったく写っておらず参加したか否かも不明であるが、北澤組合員は自ら先頭に立って街宣活動を行い、スピーチを行うなどしており、主催者は北澤組合員である」という趣旨を述べています。
行動の一場面に過ぎないブログ記事中の写真から「主催者は組合員個人」であるとして労働組合の団体行動を否定するというのはまったくもって荒唐無稽な主張というほかありません。
このような乱暴かつ労働組合法等の関連法規を無視するかのような姿勢、そして団体行動権の主体である労働組合の訴訟参加を拒む姿勢にこそ、この「反訴」の不当性が現れています。
北澤組合員は弁論終了後、「あらためて怒りがこみ上げてくる。最後まで闘い抜く」と決意を表明しました。
東部労組は今後も、団結権・団体行動権を侵害する「反訴」の不当性を明らかにしていくとともに、小林社長による不当労働行為を追及し、北澤組合員とともに闘っていきます。
次回の口頭弁論は4月20日(月)午前10時から東京地裁5階の530号法廷で開かれます。
引き続きみなさんの支援・激励をお願いいたします。
■参照note記事
https://note.com/tobu19681226_001/n/n59ff99d1e0fe
2026.3.5 プレカリアートユニオン 清水直子
YouTubeライブ「プレカリアートユニオンの社内通報窓口」3月3日配信レポート
春闘をテーマにした配信を予定するも、会場トラブルで急遽中断
https://precariatunion.hateblo.jp/entry/2026/03/04/220638
プレカリアートユニオンは2026年3月3日、YouTubeライブ「プレカリアートユニオンの社内通報窓口」を配信しました。今回のテーマは「まだ間に合う!春闘で賃金を上げよう&賃上げ以外の要求もしよう」。出演は執行委員長の清水直子と書記長の稲葉一良です。
【補足動画】#プレカリアートユニオンの社内通報窓口【3分30秒から】労働組合に加入できない警察・自衛隊で働く方のハラスメント問題への対応法を解説
https://www.youtube.com/live/dbu7_xNZtDU?si=0yraDoSbsp6Uior8
#プレカリアートユニオンの社内通報窓口 【2026年3月3日15時】まだ間に合う!春闘で賃金を上げよう&賃上げ以外の要求もしよう
https://youtube.com/live/3NkZyhwbrlw?feature=share
本来は春闘についてじっくりと議論する予定でしたが、配信会場のトラブルにより途中で配信を継続することができなくなりました。急遽場所を移動することになり、当初の配信は約30分で終了する形となりました。
その後、補足動画として改めて説明を行い、配信中断の事情の説明とともに、事前に寄せられていた質問に回答する形で追加の解説を行いました。
今回の配信では、春闘に関する話題に加え、個人加盟ユニオンの役割、職場改善の交渉の可能性、そして労働組合に加入できない立場の労働者の問題など、幅広いテーマが取り上げられました。
■配信冒頭ではウクレレ演奏と組合員向け教室の紹介
配信の冒頭では、書記長の稲葉によるウクレレの演奏を交えながら番組がスタートしました。稲葉はミュージシャンとしても活動しており、プレカリアートユニオンでは組合員向けに無料のウクレレ教室も行っています。
こうした活動は、単に労働相談や交渉だけでなく、組合員同士のつながりを作る場としても重要な意味を持っています。労働問題の相談は、精神的に追い詰められた状況で寄せられることが少なくありません。そうしたなかで、文化活動や交流の場を通じて仲間とつながることができることは、孤立を防ぐうえでも大きな役割を果たします。
プレカリアートユニオンでは、労働相談や団体交渉だけでなく、このようなコミュニティとしての活動も重視しています。
■個人加盟ユニオンでも春闘の交渉はできる
今回の配信の中心テーマは春闘でした。清水委員長は、春闘は大企業の企業別労働組合だけが行うものではなく、個人加盟ユニオンでも取り組むことができると説明しました。
日本では、大企業の企業内組合が賃上げ交渉を主導するイメージが強くあります。しかし、会社に労働組合がない場合でも、個人が地域ユニオンなどの個人加盟型の労働組合に加入することで、会社に対して団体交渉を申し入れることができます。
つまり、職場に組合がないからといって、賃金交渉ができないわけではありません。労働組合に加入し、団体交渉を申し入れれば、会社は原則として交渉を拒否することはできません。
清水委員長は、春闘の賃上げ交渉は企業内組合が中心となって進めることが多いものの、個人加盟ユニオンでも賃金や待遇について交渉することは可能であり、決して遅すぎるということはないと呼びかけました。
特に今年は3月に入ったばかりであり、今からでも春闘として賃上げ交渉を行うことは十分に可能。職場の賃金や待遇に疑問がある場合は、個人加盟ユニオンに相談してほしいと呼びかけました。
■賃上げだけが春闘ではない
配信では、春闘は賃金交渉だけではないという点も強調されました。
例えば、非正規労働者が職場で不当に低く扱われている場合や、各種手当の扱いに差別がある場合など、職場の待遇全体を改善することも団体交渉のテーマになります。
個人加盟ユニオンの場合、必ずしも賃金そのものの大幅な引き上げにつながらないこともあります。しかし、労働条件の改善や差別的な扱いの是正など、職場環境を改善する交渉を行うことは十分可能です。
例えば、
・非正規労働者の待遇改善
・手当や評価制度の見直し
・職場環境の改善
・ハラスメント問題の是正
など、さまざまなテーマで団体交渉を行うことができます。
清水委員長は、「一人でもユニオンに入れば、会社に対して交渉を申し入れることができる」と述べ、個人加盟ユニオンの役割を改めて説明しました。
■配信中断後の補足動画で質問に回答
会場トラブルによって配信が中断したため、その後に補足動画が公開されました。補足動画では、清水委員長が単独で出演し、事前に寄せられていた質問に回答しました。
寄せられた質問は、警察官や自衛隊員など、労働組合に加入することができない職種の人が、職場のハラスメント問題にどのように対応すればよいのかというものでした。
警察官や自衛隊員は、一般の労働者とは異なり、労働組合に加入することや団体交渉を行うことが認められていません。そのため、職場で問題が起きた場合でも、労働組合を通じて交渉するという手段を取ることができません。
こうした状況について、清水委員長は「確かに民間労働者と同じ方法は取れない」としたうえで、それでも取り得る対応策があると説明しました。
■まずは証拠を残すことが重要
清水委員長が最も強調したのは、証拠を残すことの重要性でした。
ハラスメントを受けた場合、いきなり上司や組織内の相談窓口に口頭で相談してしまうと、証拠が残らないまま問題がもみ消されてしまう可能性があります。
特に、労働組合による交渉ができない職場では、後から問題を立証するための証拠が極めて重要になります。
そのため、
・ハラスメントの録音
・メールやメッセージの保存
・出来事の記録
・医療機関の診断書
など、できるだけ客観的な証拠を残しておくことが必要です。
心身に影響が出ている場合は、医療機関を受診し、診断書を取得しておくことが重要です。
■労働弁護士への相談という選択肢
警察官や自衛隊員の場合、労働組合を通じた団体交渉ができないため、問題解決の手段としては弁護士への相談が重要になります。
清水委員長は、日本労働弁護団など、労働問題に詳しい弁護士に相談することを勧めました。
証拠を整理したうえで弁護士に相談することで、
・行政手続き
・国家賠償請求
・加害者への損害賠償請求
・刑事告訴
など、さまざまな法的手段を検討することができます。
また、弁護士と相談しながら、必要に応じて組織内の相談窓口に通報するなど、戦略的に対応していくことが重要になります。
■一人で抱え込まないことが重要
今回の補足動画では、労働組合に加入できない立場の人であっても、外部の専門家に相談することで状況を改善できる可能性があることが強調されました。
警察や自衛隊のような組織では、内部の相談窓口が十分に機能していないと感じる人も少なくありません。その結果、問題を誰にも相談できず、精神的に追い詰められてしまうケースもあります。
清水委員長は、「自分の命や健康を守るためにも、早い段階で外部の専門家に相談してほしい」と呼びかけました。
■春闘はまだ間に合う
本来予定していた春闘トークは会場トラブルのため短時間で終了することになりましたが、今回の配信では「春闘はまだ間に合う」というメッセージが繰り返し語られました。
会社に労働組合がなくても、個人加盟ユニオンに加入すれば団体交渉を申し入れることができます。
賃上げだけでなく、職場環境の改善や待遇の見直しなど、さまざまなテーマで交渉することが可能です。
職場での待遇や働き方に疑問を感じている人は、春闘のタイミングをきっかけに、労働組合に相談することを検討してみてください。
3月11日(水)17時から、プレカリアートユニオンのYouTubeライブの配信を行います。
ご都合のつく方はぜひご視聴ください。お気軽にコメントもお寄せください。アーカイブもご視聴いただけます。
配信内で答えてほしい質問などありましたらメールでお寄せください。info@precariat-union
#プレカリアートユニオンの社内通報窓口 【2026年3月11日17時】あのうさんくさい広告に一言!労災、傷病手当を徹底解説
https://youtube.com/live/nj_hochPoX0?feature=share
※個別・具体的な労働相談については、コメント欄ではなくLINE労働相談で受け付けています。
LINE労働相談 https://page.line.me/340sctrx?openQrModal=true
2026.2.28 プレカリアートユニオン 清水直子
https://precariatunion.hateblo.jp/entry/2026/02/27/214243
2月25日のYouTubeライブ「プレカリアートユニオンの社内通報窓口」では、「これって本当にパワハラですか?&パワハラとまでは言えなくてもできることはある!」をテーマに配信を行いました。
#プレカリアートユニオンの社内通報窓口 【2026年2月25日16時】これって本当にパワハラですか?&パワハラとまでは言えなくてもできることはある!
https://www.youtube.com/live/JlyNXKYv5Hg?si=s9C-UHoM7oRteZ0_
今回は、組合員でイオンの店舗でパートタイマーとして働く石橋昌子さんをゲストに迎え、春闘の話題にも触れながら、パワーハラスメントをめぐる誤解と、職場で実際に起きている問題への向き合い方について率直に語りました。
「これはパワハラですか?」
相談現場で最も多い問いかけの一つです。しかし、白か黒かの判断だけでは、職場の問題は解決しません。今回の配信は、その「間」に焦点を当てた内容となりました。
■ 春闘は「賃上げだけ」ではない
配信冒頭では、春闘の話題が出ました。春闘とは「春季生活闘争」の略で、春にまとめて賃金や労働条件の改善を求める取り組みです。しかし、プレカリアートユニオンが属する全国ユニオンの春闘は、単なる賃上げ要求にとどまりません。
「給料を上げてほしい」だけではなく、
・ハラスメントの防止
・安全配慮義務の徹底
・働きやすい環境づくり
・不合理な人事運用の是正
こうした要求も春闘の中で掲げられます。
石橋さんは、賃金が上がっても職場環境が悪ければ意味がないと語りました。いくら給料が良くても、毎日嫌な思いをしながら働く職場では、生活の質は上がりません。春闘は、職場環境を含めて改善を求める機会でもあります。
■ 「私が嫌だと思ったらパワハラ」ではない
今回の中心テーマはパワーハラスメントです。
よくある誤解として、「自分が嫌だと感じたらパワハラだ」という理解があります。しかし、法律上のパワハラには定義があります。優越的な関係を背景に、業務の適正な範囲を超え、就業環境を害する言動であることが必要です。
厚生労働省 あかるい職場応援団「ハラスメント基本情報」ハラスメントの定義
https://www.no-harassment.mhlw.go.jp/foundation/definition/about
配信では、「私が嫌だと思ったからパワハラ」という単純な話ではないことが確認されました。一方で、「パワハラと認定されなければ何もできない」というわけでもありません。この二つの誤解が、問題解決を難しくしているのです。
■ 仕事を与えないことはパワハラか
配信では、パワハラの6類型の一つである「過少な要求」についても言及がありました。
例えば、本来与えられるべき仕事を与えず、他の人が忙しく働いている中で特定の人だけ何もさせない。あるいは、明らかに能力や経験に見合わない単純作業だけを繰り返させる。こうした場合は、パワハラに該当する可能性があります。
しかし、「自分はもっとやりがいのある仕事がしたい」「新人の方が仕事を任されている」といったケースは、必ずしもパワハラとは限りません。そこは会社の経営判断や人事判断の領域でもあります。
この線引きが非常に難しいのです。
配信では、極端な嫌がらせとしての業務外しと、経営判断による配置の違いを丁寧に説明しました。
■ 「部下から上司」でもパワハラは成立する
もう一つの誤解として、「上司から部下でなければパワハラにならない」という思い込みがあります。
しかし、パワハラは必ずしも形式的な上下関係だけで決まるものではありません。実質的な優越的関係があれば成立します。職場の人間関係や立場によっては、部下から上司への言動が問題となる場合もあります。
石橋さんは、職場ではさまざまな力関係が絡み合っていると語りました。単純な上下関係では整理できない現実があります。
■ 会社の「調査」は十分か
配信では、団体交渉の場面でのハラスメント調査のあり方にも触れられました。
会社が「調査しました」と言っても、実際には加害者とされる人物にだけ聞き取りを行い、目撃者や他の関係者への確認をしていないケースもあります。
「誰が、いつ、どのように調査したのか」
ここを確認することが重要です。
形式的な調査ではなく、実質的に事実を把握しようとする姿勢があるかどうかが問われます。
■ パワハラとまでは言えなくても、できることはある
今回の配信タイトルにもある通り、「パワハラとまでは言えなくてもできることはある」という点が強調されました。
職場で嫌な思いをしている場合、それが直ちに法律上のパワハラに該当しなくても、改善を求めることは可能です。
例えば、
・業務の配分についての話し合い
・評価基準の明確化
・配置転換の検討
・安全配慮義務に基づく環境改善
これらは団体交渉の議題になり得ます。
「パワハラと認定されなければ何もできない」という発想は、行動を止めてしまいます。大切なのは、どういう状態を目指すのかを整理することです。
■ 石橋さんの経験と春闘要求
石橋さんは、春闘に向けて要求をまとめる中で、ハラスメントの問題をどう扱うかを悩んでいると語りました。
賃金や手当だけでなく、
・安心して働ける環境
・話し合いの場の確保
・不利益な扱いの是正
こうした点も要求として掲げたいという思いが共有されました。
春闘は単なる儀式ではありません。会社に対して「今の職場はどうなっているのか」を問い直す機会です。
■ 笑いの中にある真剣さ
今回の配信では、途中でお菓子の話題が出るなど、終始和やかな雰囲気もありました。しかし、話題がハラスメントに及ぶと空気は一変します。
職場で深刻な問題が起きている現実を前に、どうしても真剣になります。軽いノリで語れる問題ではありません。
だからこそ、見ている方にも構えずに入ってきてもらえるよう、少しくだけたやり取りも交えながら、本質的な話をしているのがこの番組の特徴です。
■ 「これはパワハラですか?」と迷っている人へ
今回の配信で一貫していたメッセージは、「迷っている段階で相談してほしい」ということでした。
パワハラかどうかの判断を一人で抱え込む必要はありません。
法律上どう評価されるか。
会社にどう伝えるか。
団体交渉で何を求めるか。
一緒に整理することができます。
パワハラとまでは言えない場合でも、改善を求める余地はあります。
■ ぜひアーカイブをご視聴ください
今回の配信は、
・パワハラの定義を整理したい方
・職場の違和感をどう扱えばいいか悩んでいる方
・春闘で何を要求すればよいか考えている方
にとってヒントの多い内容です。
「これはパワハラですか?」
その問いに、即答ではなく、丁寧に向き合う時間となりました。
ぜひアーカイブをご視聴ください。
そして、正式な労働相談はコメント欄ではなく、LINE労働相談へお寄せください。
プレカリアートユニオンLINE労働相談
https://page.line.me/340sctrx?openQrModal=true
白か黒かだけではない。
その間にこそ、できることがあります。
次回以降の配信はこちら。
2026年3月3日(火)15時~17時
https://youtube.com/live/3NkZyhwbrlw?feature=share
#プレカリアートユニオンの社内通報窓口 【2026年3月3日15時】まだ間に合う!春闘で賃金を上げよう&賃上げ以外の要求もしよう
2026年3月11日(水)17時~19時
2026.2.27 動労千葉
私たち動労千葉は、国鉄1047名解雇撤回の行政訴訟闘争で、決定的な前進をかちとりました。1月23日、東京高裁・東裁判長が、被告である中労委に対し、「JR設立委の不当労働行為を認めないなら証人を採用する」「認めるならば、それを事実として判決を書く」と明言したのです。
これまで「自分たちは関係ない」と法廷への出廷を拒否してきたJR東も、慌てふためいて次回から裁判に参加するといってきました。1047名解雇撤回闘争の歴史的な勝利の展望が切り開かれています。
◯暴かれた国家的不当労働行為の真実
この裁判は、国鉄の民営化・JR発足に際する不採用=解雇の不当性を争う「3度目のやり直し」裁判です。
JRの「選別に一切関与していない」という偽証によって司法では「JRに法的責任なし」と判断されました。私たちは旧国鉄を相手に裁判闘争をおこし、解雇撤回の闘いを継続してきました。
この裁判の中で、衝撃的な事実が明らかになりました。動労千葉の組合員らは「不採用通知」の直前まで採用候補者名簿に登載されており、急遽作られた「不採用基準」によって排除・選別解雇されていたのです。2015年、「不採用基準は不当労働行為」だと最高裁で確定しました。
一方で、不採用基準を作ったのが旧国鉄か、JRだったのかは闇の中でした。しかし、JR設立委が不採用基準の策定を指示し、委員会として正式に決定していた事実を突き止めました。国鉄改革法で「JR設立委の行った行為はJRの行為」と規定されており、不当解雇の責任がJRにあることは明らかです。JRは自分自身が不当解雇の「犯人」であることを百も承知で、裁判で30年以上にわたって嘘をつき続けていたのです。
この暴き出した真実をもって、「3度目のやり直し」として労働委員会に提訴し、現在は東京高裁で行政訴訟として争っています。
◯国会附帯決議を無視して選別解雇
これまでJRも裁判所も、「仮にJRが不当労働行為を行っていても関係ない」と主張してきました。「除斥期間を経過している(労働委への申立期間を過ぎている)」から、内容に関わらず無効だというのです。
しかし、24年7月、旧優生保護法をめぐって最高裁は除斥期間についての判例を変更していました。除斥期間も当事者の主張が必要で、その主張を認めてよいかを判断しなければいけなくなったのです。
JRの悪質さは際立っています。裁判で嘘をつき続けただけではありません。国鉄改革法の成立時には、国会で「労働組合の所属による差別等を行わないこと」という附帯決議が上がっています。本州・四国では閣議決定された採用予定人数を希望者が下回っており、国鉄が独自に選別・排除することはできませんでした。実際、国鉄は当初「全員採用」方針でした。それに対して、JRは閣議決定された採用人数も無視して、労働組合員を選別・排除する目的で採用・不採用を決める権限を行使したのです。こうした事実を無視して、形式的に「除斥期間」を理由に切り捨てるなど許されません。
◯分割・民営化と最後まで闘い勝ちきる
井手(元JR西日本会長)・深澤(JR東日本会長)両名の証人尋問は裁判の最大の核心です。この2名が隠されてきたJRによる不当労働行為の真実を知っているからです。私たちの闘いはついに法廷でもJRの嘘を暴き、不当解雇の責任がJRにあることを突きつけようとしています。
この中で国家権力もただちに動いてきました。東裁判長が「高松高裁長官へ出世」という形式で東京高裁から追い出されたのです。
改めて闘いの力が重要になっています。東京高裁はそもそも、第1回から「警備法廷」を指定し、何一つ調べずに打ち切ろうとしていました。しかし、昨年9月の第1回裁判では全国からの仲間の結集と署名の力で警備法廷を撤回させ、大法廷での開催をかちとりました。第2回裁判でも、全国から仲間が結集し、証人尋問への道を切り開きました。
国鉄分割・民営化は戦後最大の労働運動解体攻撃でした。当時の首相・中曽根が「国労をつぶし、総評・社会党を壊滅に追い込むことを明確に意識してやった」「お座敷をきれいにして立派な憲法を安置する」と語った通り、改憲・戦争に向けた攻撃でした。また、日本において本格的な新自由主義攻撃が開始され、労働者の生活と雇用の破壊、社会全体の崩壊へと至る出発点でもありました。国鉄分割・民営化との闘い、国鉄闘争はまさに「今現在の攻防点」です。
私たちは分割・民営化以来39年を迎える現在まで「解雇撤回・JR復帰」を貫いて闘い抜き、ついに勝利の展望をつかみ取りました。どんなに困難だとしても最後まで勝ち切るり、新自由主義の出発点である国鉄分割・民営化は「間違っていた」とはっきりさせる決意です。今後とも裁判闘争、署名運動へのご支援・ご協力、ぜひよろしくお願いいたします。
2026.2.19 プレカリアートユニオン 清水直子
プレカリアートユニオンのYouTubeライブ、本日2月18日の配信では、
使用者にも知ってほしい、団体交渉のポイントや個人加盟のユニオンに
関する都市伝説についてお話しました。 ぜひアーカイブからご視聴ください。 #プレカリアートユニオンの社内通報窓口 【2026年2月18日15時】
社長、個人加盟のユニオンから団体交渉申し入れ書が届いたらどうしますか? https://www.youtube.com/live/bcjux8yymBU?si=bWuaEEyQl-FXij0O 次回の配信は、2026年2月25日16時からです。 https://www.youtube.com/live/JlyNXKYv5Hg?si=cZiL4S9OsOfwIM2g #プレカリアートユニオンの社内通報窓口 【2026年2月25日16時】
これって本当にパワハラですか?&パワハラとまでは言えなくてもできることはある! 職場の問題、プレカリアートユニオンに話してみよう。 会社では言えなかったことを会社の外で話す場所を始めました ――「プレカリアートユニオンの社内通報窓口」YouTubeライブ プレ配信 https://www.youtube.com/live/PntU0_rM7jw?si=QxgMyZqOTCDCRa98 ブログ記事 https://precariatunion.hateblo.jp/entry/2026/01/22/124749 社内のコンプライアンス窓口やハラスメント相談窓口に相談したのに、何も
対応してもらえなかった。 それどころか、その後の職場で居心地が悪くなった――そんな経験はありませんか。 「これ以上、社内で声を上げるのは怖い」 「でも、このまま我慢し続けるのもしんどい」 そう感じている人のために、会社の外にある、もうひとつの相談の入り口として、 プレカリアートユニオンは、YouTubeライブ番組「プレカリアートユニオンの
社内通報窓口」を始めました。 この番組は、 「すぐに労働相談をしなくてもいい」 「何か行動を決めなくてもいい」 という前提で、 社内で起きているおかしなことや、言葉にしづらい違和感を置いていく場所です。 ※個別・具体的な労働相談については、コメント欄ではなくLINE労働相談で
受け付けています。 LINE労働相談 https://page.line.me/340sctrx?openQrModal=true これまでの配信はこちら。 #プレカリアートユニオンの社内通報窓口 【2026年2月18日15時】
社長、個人加盟のユニオンから団体交渉申し入れ書が届いたらどうしますか? https://www.youtube.com/live/bcjux8yymBU?si=bWuaEEyQl-FXij0O #プレカリアートユニオンの社内通報窓口 【2026年2月10日14時】
30分未満は切り捨てていませんか?残業代をめぐる大誤解! https://www.youtube.com/live/JA8frq4By8k?si=uny638HzgqpRy6JG #プレカリアートユニオンの社内通報窓口 【2026年2月4日14時】
解雇なのに退職届は書いちゃダメ!解雇をめぐる大誤解 https://www.youtube.com/live/FkU-NG6F1Hc?si=T-onL9bsl9_oBDbK #プレカリアートユニオンの社内通報窓口 【プレ配信】
「最初に」個人加盟ユニオンへ。社内通報が機能しない現実の中で 2026年1月21日(水)16:00 https://www.youtube.com/live/PntU0_rM7jw?si=Sl5K-h6oDV4DDq01
2026.2.13 プレカリアートユニオン 清水直子
https://precariatunion.hateblo.jp/entry/2026/02/13/212238
2月13日の首都圏ネットアクションの締めくくりは、プレカリアートユニオンが取り組む大西学園不当解雇撤回を求める街宣を約100人の仲間とともに。 用務員の不当解雇撤回を求めてスピーチ、プラカードを持ち大西学園戦隊の1番と4番をみんなで歌い、シュプレヒコールで締めくくりました。
↓動画
https://www.youtube.com/shorts/htGdc7p_vD8
2026.2.7 プレカリアートユニオン 清水直子
文化・芸術政策に関する第51回衆議院議員総選挙にあたっての公
各政党の回答(回答到着順)
https://precariatunion.hateblo
[質問 1]
日本政府は、国連教育科学文化機関(UNESCO)の「芸術家の
◆日本共産党
ユネスコの「芸術家の地位に関する勧告」は「芸術家が、?活と社
文化・芸術分野は、長時間・過密労働が蔓延している現場でもあり
フリーランスを苦しめている消費税は廃止をめざし、今すぐ一律に 5%への滅税を求めます。フリーランスの芸術家、スタッフの生業
◆中道改革連合
フリーランスを働き方の実態に応じて労働者として適切に保護する
◆れいわ新選組
フリーランスの文化芸術のアーティスト(声優・漫画家も含むすべ
同時に、業界の低賃金とハラスメントの問題にも取り組みます。国
これらの政策により、芸術家やアーティストの創造的エネルギーが
◆社会民主党
芸術家の権利向上は、表現の自由や正当な報酬、安全な労働環境の
[質問 2]
2025 年11月施行のフリーランス新法に関連し、文化芸術分野において
1 はい
2 いいえ
3 わからない
4 その他
◆日本共産党
1 はい
その理由:
文化庁が策定した「文化芸術分野の適正な契約関係構築に向けたガ
芸術家、スタッフなどは、年収300 万円以下が6 割という調査もあり、本業の他にアルバイトなどをして生計を立て
「フリーランス新法」が施行されましたが、フリーランスが不当な
◆中道改?連合
4 その他(文化芸術関係者の意見も十分に聞きながら、文化芸術の社
◆れいわ新選組
1 はい
その理由:回答なし
◆社会?主党
1 はい
その理由:報酬基準の明確化は、芸術家の生活保障の安定のために
[質問 3]
令和 7 年度の文化庁の概算要求は1400 億円、と前年度比で31.8%増加しているものの、一般会計総額
目標値( %)
目標達成のための具体的な政策をお書きください:
◆日本共産党
望ましい割合 1%
逹成のための具体的な政策:
2026 年度文化庁予算(案)は 1073 億円で、2025 年度と比較し、9 億円の増額となっていますが、国家予舞の 0.09%にとどまり、0.1%を割り込んでいます。毎年 1000 偲円程度では、現在の物価高騰による経費の増加に、芸術家も芸術
今後とも文化・芸術に携わる団体・個人のみなさんと力を合わせ、
◆中道改革連合
目標値( %)未回答
目標達成のための具体的な政策:
日本の文化予算が先進諸国に比べ圧倒的に低い現状は、看過できな
◆れいわ新選組
標値( 1.3 %)
理由:文化庁の資料(文化芸術関連・データ集令和6年)において
目標達成のための具体的な政策をお書きください:
具体的には?化政策としては以下のものを考えています。
・低賃金構造に陥りやすいクリエーターやアニメーターに対する公
・文化の担い手育成のための予算、国立劇場など文化芸術インフラ
・若い世代の文化を享受する側へのカルチャーパスのような仕組み
・アナログ作品のアーカイブ保存支援
・障害者の表現活動・芸術活動を福祉予算だけでなく、文化・芸術
◆社会民主党
目標値( 1 %)
目標達成のための具体的な政策:
文化庁の予算に限らないが文化予算の拡充は急務。フランス、韓国
[質問 4]
2022年、UNESCO により「フェアカルチャー憲章(Fair Culture Charter)」が制定されました。本憲章は、文化芸術分野に
貴党は、この UNESCO フェアカルチャー憲章の理念に賛同しますか。下記より選択のうえ
1 賛同する
2 賛同しない
3 現時点では判断できない
4 その他( )
理由をお書きください:
具体的な取り組みをお書きください:
◆日本共産党
1 賛同する
理由:
フェアカルチャー憲章の前文に「アーティスト、クリエーター、そ
具体的な取り組み:
質間 1 、質問 2 の回答の内容の実践になります。また、日本政府が、この憲章に賛
◆中道改革連合
1 賛同する
全ての人の尊厳が守られ、持続可能な活動ができる環境を整えるた
◆れいわ新選組
1 賛同する
質問 1 でも答えたように、フリーランス保護法における契約の透明性の向
また、フリーランスの社会保険適用の在り方も含めた勤労者皆保険
それは実際の業界の現状をもっともよく知る当事者だと考えたから
◆社会民主党
1 賛同する
文化芸術に関わる人々が直面する不公平な労働環境や報酬格差とい
第51回衆議院議員総選挙にあたっての公開質問状
私たち労働組合「プレカリアートユニオン」は、雇用形態や職種を
不安定就労や個人請負、フリーランスといった形態のもとで働く人
当組合には、文化芸術・芸能分野に従事する組合員も数多く在籍し
制作・発表・研究・教育などを担う芸術家は、社会にとって不可欠
日本政府は、国連教育科学文化機関(UNESCO)の「芸術家の
こうした状況を踏まえ、私たちは第51回衆議院選挙にあたり、文
お忙しいところ誠に恐れ入りますが、2026年2月5日(木)ま
なお、ご回答内容は、当団体の機関誌、ウェブサイト、SNS等を
[質問1]
日本政府は、国連教育科学文化機関(UNESCO)の「芸術家の
[質問2]
2025年11月施行のフリーランス新法に関連し、文化芸術分野
1 はい
2 いいえ
3 わからない
4 その他( )
[質問3]
令和7年度の文化庁の概算要求は1400億円、と前年度比で31
目標値( %)?
目標達成のための具体的な政策をお書きください:
[質問4]
2022年、UNESCOにより「フェアカルチャー憲章(Fai
貴党は、このUNESCOフェアカルチャー憲章の理念に賛同しま
1 賛同する
2 賛同しない
3 現時点では判断できない
4 その他( )
理由をお書きください:
具体的な取り組みをお書きください:
以上、ご回答をお願いいたします。回答は、下記【回答送付先】ま
アーティスツ・ユニオンのウェブサイト
http://artistsunion.jp/index.h
2026.2.4 プレカリアートユニオン 清水直子
━━━━━━━━━━━━━━━━━━https://precariatunion.hateblo.jp/
Precariat Union 駆け込み寺から砦へ
非正規雇用でも若い世代の正社員でも組合を作って労働条件をよくしたい!
プレカリアートユニオン(PU)通信 第161号 <2026.02.03発行>
━━━━━━━━━━━━━━━━━━https://www.precariat-union.or.jp/
─□ 目次 □───────────────────────────
1.パワーハラスメント問題、未払賃金問題について交渉していた茨城県
内の医療機関と和解! ほか (2026年1月の解決)
【解決!】
2.YouTubeライブ「プレカリアートユニオンの社内通報窓口」
2月4日(水)14時から16時「解雇をめぐる大誤解」
【プレカリちゃんねる】
3.いなばの生活力向上計画 第45回
選挙に行こう!! 投票のコスパは決して悪くない?
【生活力向上計画】
4.【組合員の手記】「解雇 解雇 解雇 解雇 解雇」大西学園争議の現在
【大西学園争議】
5.文化・芸術政策に関する第51回衆議院議員総選挙にあたっての公開
質問状を各政党に送りました
【衆議院議員選挙/アーティスツ・ユニオン】
──────────────────────────────────
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1.パワーハラスメント問題、未払賃金問題について交渉していた茨城県
内の医療機関と和解! ほか (2026年1月の解決)
【解決!】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2026年1月の解決報告です。
https://precariatunion.hateblo.jp/entry/2026/01/30/180631
■東京都内のアパレルブランドと雇用・労働条件に関する一切について和解しました!
東京都内のアパレルブランドと雇用・労働条件に関する一切について和解しました。
■パワーハラスメント問題、未払賃金問題について交渉していた茨城県内の医療機関と和解!
複数の組合員のパワーハラスメント問題、未払賃金問題について交渉していた茨城県内の医療機関と和解しました。
■解雇、パワーハラスメント、未払賃金問題について交渉していた東京都内の商社と和解!
解雇、パワーハラスメント問題について交渉していた東京都内の商社と和解しました。職場でパワーハラスメントを受け、休職を余儀なくされた上、解雇をされ労働者がプレカリアートユニオンに加入し、団体交渉を行いたところ、会社は解雇撤回、賃金補償、傷病手当の申請に協力することなどに同意し、改めて労働者が納得できる条件で退職和解をかちとることができました。
いつでも気軽に相談できる、プレカリアートユニオンLINE労働相談はこちらから。
https://page.line.me/340sctrx?openQrModal=true
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2.YouTubeライブ「プレカリアートユニオンの社内通報窓口」
2月4日(水)14時から16時「解雇をめぐる大誤解」
【プレカリちゃんねる】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
YouTubeライブ「プレカリアートユニオンの社内通報窓口」
本格配信を開始!
2月4日(水)14時から16時「解雇をめぐる大誤解」
https://www.youtube.com/live/FkU-NG6F1Hc?si=E0aZWQidZDHzsevb
会社では言えなかったことを会社の外で話す場所を始めました
──「プレカリアートユニオンの社内通報窓口」YouTubeライブ
https://precariatunion.hateblo.jp/entry/2026/02/02/152114
社内のコンプライアンス窓口やハラスメント相談窓口に相談したのに、何も対応してもらえなかった。
それどころか、その後の職場で居心地が悪くなった──そんな経験はありませんか。
「これ以上、社内で声を上げるのは怖い」
「でも、このまま我慢し続けるのもしんどい」
そう感じている人のために、会社の外にある、もうひとつの相談の入り口として、
プレカリアートユニオンは、YouTubeライブ番組「プレカリアートユニオンの社内通報窓口」を始めました。
この番組は、
「すぐに労働相談をしなくてもいい」
「何か行動を決めなくてもいい」
という前提で、社内で起きているおかしなことや、言葉にしづらい違和感を置いていく場所です。
※個別・具体的な労働相談については、コメント欄ではなくLINE労働相談で受け付けています。
プレ配信(アーカイブ公開中)
2026年1月21日(水)16:00
https://www.youtube.com/live/PntU0_rM7jw?si=Sl5K-h6oDV4DDq01
今後の配信予定
2月10日(火)14:00~16:00
2月18日(水)14:00~16:00
2月25日(水)16:00~18:00
【出演者】
清水直子
プレカリアートユニオン執行委員長。1973年生まれ。フリーライター。非正規労働者が中心の個人加盟ユニオンの活動を経て、2012年のプレカリアートユニオン結成に参加。共著に『縁辺労働に分け入る』(かもがわ出版、2024年)、著書に『ブラック企業を許さない!』(かもがわ出版、2014年)など。
稲葉一良
プレカリアートユニオン書記長。1984年生まれ。特定社会保険労務士、FP、宅建(合格)。バンド活動(ゴリラ人間ズ、JIVES、HIGH LIMIT 185 ほか)を行うベーシスト、ウクレレ講師としても活動。
最後に、社内で声を上げられなかったことは、あなたの弱さではありません。
この配信は、何かを決める前に、ひと息つくための場所として続けていきます。
必要なときに、思い出してもらえたらと思います。
正式な労働相談は、コメント欄ではなくLINE労働相談へ。
プレカリアートユニオン労働相談 | LINE Official Account
https://page.line.me/340sctrx?openQrModal=true
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3.いなばの生活力向上計画 第45回
選挙に行こう!! 投票のコスパは決して悪くない?
【生活力向上計画】
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生活力向上のための知識をお届けするこのコーナー。今回は少し変わって選挙についてです。「選挙?生活力と関係あるの?」などと言われてしまうかもしれませんが、実は暮らしにも家計にもとっても密接な関わりがあるということは、各政党の候補者が打ち出す政策を見ても明らか。投票と生活の関わりについて、主に政治に関心がないという方向けに少しデフォルメしつつお伝えします。
https://precariatunion.hateblo.jp/entry/2026/01/30/195635
■生活が苦しい!ならば、戦争に反対しよう
「いきなり、ずいぶんとイデオロギー的なことを」などとアレルギー反応を示す方もいるかもしれないですが、戦争は私たちの生活を圧迫します。とりたて政治的な主義主張がなくて、生活について真剣に考えているなら、戦争を否定しない政党への投票は避けるのが無難です。
自衛隊の装備はハイテクで相当に高額。アメリカからミサイルや戦闘機を買うとかよく聞くかもしれませんが、一体いくらするか知っていますか。政治というのは税金の使い方を決める政治家を選ぶということです。同じお金があったら、もっとみんなの生活が楽になる福祉に使うこともできます。軍事費を増やし続けると税金は当然上がります。
■税金について。その財源とは
私たちが納めた税金は国の予算として編成され、使い道が国会で協議されて割り振られます。よくネット上で「福祉や医療費をもっと」といったときに「財源は」と質問されたりしていますが、まず原則はこの予算の割り振りを変えるということです。日本の防衛費は相当に高額。ここに手をつけてみんなにお金を回すこともできるわけです。
一方、原則通り税収の中で予算を回すことができなくなると、国債が発行されたり、税金が増やされたりすることになります。実はこの間の増税は、上がり続ける(特に必然性もなく)軍事費をまかなうための性格が多分にあるものです。
■医療費を減らしたら、手取りが増える?
この論も非常に胡散臭さを含んでいます。日本の社会保険制度(特に健康保険)は世界的に見てもとても手厚いものです。これが日本を長寿大国といわれる長生きできる国にしている一つの大きな原因でもあります。「健康保険料が負担だから減らす」→「手取り増える」。一見とてもシンプルで説得力がありそうですが、わざわざ自分たちの命綱である保険給付に手をつけて保険料を下げなくても例えば軍事費を減らせばいくらでもおつりが来ます。
また、もし社会保険で十分な医療が受けられない状況になってしまえば、別途高額な(税金が投入されず)民間保険をかけなければならなくなり、そうなったとき、本当に「手取りが増える」のかは疑問が残ります。
今回は選挙について少し話しました。戦争に反対することは家計を安定させることに繋がります。政治の失敗により万が一戦争が起こり、持ち家を戦火で焼失するなどの被害が出たときはほとんど補償も受けれず、莫大な負債が私たちに押しつけられます。また、失われた命、負った傷はお金でなんとかなるようなものではありません。どうせ行くだけ無駄だなどと諦めムードが漂いがちな世の中ですが、投票は生活を守るための必須の行動です。
また、近年蔓延する排外主義はまさに戦争への特急券。外国人差別で生活がよくなる余地はありませんし、確実に市民を貧しくします。家族や仲間の生活のためにも、しっかりと投票で意思表示をしましょう。
稲葉一良(書記長)
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4.【組合員の手記】「解雇 解雇 解雇 解雇 解雇」大西学園争議の現在
【大西学園争議】
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【組合員の手記】「解雇 解雇 解雇 解雇 解雇」大西学園争議の現在
解雇から5か月ほど経ちました。なんとか年末年始は住み込みの用務員室で過ごせたものの、現在、大西学園側から「建物明渡断行仮処分」の裁判を起こされており、まもなくその審判が出ようとしています。もちろん負けないつもりですが、そこは裁判官の判断ひとつでもあり油断は出来ません。一時期のようなカギ交換やライフライン遮断などの違法な自力救済はないものの、未だ常に部屋からの出入りはカメラで24時間監視され、不安定な気の休まらない生活は続いております。
【続きはプレカリアートユニオンブログへ】
https://precariatunion.hateblo.jp/entry/2026/01/30/183454
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5.文化・芸術政策に関する第51回衆議院議員総選挙にあたっての公開
質問状を各政党に送りました
【衆議院議員選挙/アーティスツ・ユニオン】
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第51回衆議院議員総選挙にあたっての公開質問状
https://precariatunion.hateblo.jp/entry/2026/01/30/164500
私たち労働組合「プレカリアートユニオン」は、雇用形態や職種を問わず、誰でも、ひとりでも加入できる労働組合です。
不安定就労や個人請負、フリーランスといった形態のもとで働く人々が増え続けるなか、私たちは当事者の声を基点に、労働環境の改善と権利の確立を求めて活動してきました。
当組合には、文化芸術・芸能分野に従事する組合員も数多く在籍しており、現代美術家自身によって日本で初めて結成された労働組合「アーティスツ・ユニオン(Artists’ Union Japan/AUJ)」は、プレカリアートユニオンのアーティスト支部として、芸術家の労働問題に取り組んでいます。
制作・発表・研究・教育などを担う芸術家は、社会にとって不可欠な文化的基盤を支える存在である一方、その多くが重層的な下請け構造の最下層に置かれ、報酬の不透明さ、契約の不在、長時間労働やハラスメントなど、深刻な問題に直面しています。
日本政府は、国連教育科学文化機関(UNESCO)の「芸術家の地位に関する勧告」を批准しているものの、その理念は十分に制度化されておらず、芸術家を「労働者」として捉える視点は依然として弱いままです。近年、国際的には、芸術文化分野における公正な報酬、透明な契約、持続可能な活動環境を保障するための基準整備が急速に進んでいますが、日本はその流れから大きく立ち遅れています。
こうした状況を踏まえ、私たちは第51回衆議院選挙にあたり、文化芸術分野における労働と権利の問題について、各政党の明確な立場と具体的な政策を有権者が知るための材料とするべく、公開質問状をお送りすることといたしました。
お忙しいところ誠に恐れ入りますが、2026年2月5日(木)までにご回答をお寄せください。
なお、ご回答内容は、当団体の機関誌、ウェブサイト、SNS等を通じて公開し、広く社会に共有いたします。
[質問1]
日本政府は、国連教育科学文化機関(UNESCO)の「芸術家の地位に関する勧告」を批准しているものの、社会での認知や法的な整備は未だ不十分です。その結果、文化芸術や芸能に従事する人々は重層的な下請け構造の最下層に位置し、報酬や活動環境が劣悪であることが指摘されています。芸術家の権利向上や文化芸術分野に関して予定している取り組みついて、具体的にお聞かせください。
[質問2]
2025年11月施行のフリーランス新法に関連し、文化芸術分野においても一定の報酬基準を明確化するべきであるという動きが近年高まって来ています。芸術家の報酬ガイドラインは、イギリス、フランス、カナダを始めとする欧米各国で整備されているだけでなく、韓国においても導入への動きが加速しています。日本における芸術家の報酬ガイドラインを整備することが必要だと考えます。この考えに賛成ですか。下記より選択し、その理由をお聞かせください。「その他」の場合は、具体的にお書きください。
1 はい
2 いいえ
3 わからない
4 その他( )
[質問3]
令和7年度の文化庁の概算要求は1400億円、と前年度比で31.8%増加しているものの、一般会計総額に占める割合はおよそ0.1%前後に留まっています。これは先進諸国の中では圧倒的に低い水準となっており、文化芸術に従事する人々の活動を圧迫する遠因とも考えられています。日本の国家予算における文化予算の割合はどのくらいが望ましいですか?その理由と、それを達成するための具体的な政策をお聞かせください。
目標値( %)
目標達成のための具体的な政策をお書きください:
[質問4]
2022年、UNESCOにより「フェアカルチャー憲章(Fair Culture Charter)」が制定されました。本憲章は、文化芸術分野における持続可能な活動環境の整備、公正な報酬・契約、ハラスメント防止、透明性の確保などを柱とする国際的な指針です。日本においても、文化芸術に関わる複数の団体が本憲章に署名し、その理念の実現を目指す動きが広がっています。
貴党は、このUNESCOフェアカルチャー憲章の理念に賛同しますか。下記より選択のうえ、その理由をお聞かせください。また、賛同する場合、同憲章の理念を日本の文化芸術政策に反映させるため、どのような具体的取り組みを行っていくお考えか、お聞かせください。
1 賛同する
2 賛同しない
3 現時点では判断できない
4 その他( )
理由をお書きください:
具体的な取り組みをお書きください:
以上、ご回答をお願いいたします。回答は、下記【回答送付先】まで、FAX、メール、郵送いずれかの方法にて、お送りください。お忙しいとは存じますが、よろしくお願いします。
★プレカリアートユニオンに名誉毀損行為を繰り返し、名誉毀損に関わる損害賠償請求訴訟で敗訴し、損害賠償の支払を命じられた判決が確定している元組合員らが、事実に反する主張を繰り返しています。念のため事実に基づきご説明します。
https://precariatunion.hateblo.jp/entry/2025/12/08/120657
★警備会社のテイケイが敗訴した、東京都労働委員会命令取り消し訴訟の高裁判決で、東京高裁は、プレカリアートユニオンについて「労組法に定める労働組合に該当するものと認められる。」と明確に判断しています。
https://www.mhlw.go.jp/churoi/meirei_db/han/h10888.html
労働相談は、プレカリアートユニオンLINE労働相談へ。
プレカリアートユニオンLINE労働相談
https://page.line.me/340sctrx?openQrModal=true
2026.1.30 プレカリアートユニオン 清水直子
大西学園争議当該組合員の手記をプレカリアートユニオンブログに公開しました。
https://precariatunion.hateblo.jp/entry/2026/01/30/183454
【組合員の手記】「解雇 解雇 解雇 解雇 解雇」大西学園争議の現在
解雇から5か月ほど経ちました。なんとか年末年始は住み込みの用務員室で過ごせたも
のの、現在、大西学園側から「建物明渡断行仮処分」の裁判を起こされており、まもなく
その審判が出ようとしています。もちろん負けないつもりですが、そこは裁判官の判断ひ
とつでもあり油断は出来ません。一時期のようなカギ交換やライフライン遮断などの違法
な自力救済はないものの、未だ常に部屋からの出入りはカメラで24時間監視され、不安
定な気の休まらない生活は続いております。
■闘う戦隊ダダダダン♪
争議2回目の年が明け、2026年の街宣初めは「大西学園吹奏楽部ザハートフルコン
サート支援&解雇撤回宣伝行動」となりました。
会場は武蔵小杉の隣りJR武蔵中原駅直結の市民ホール。年明け3連休の初日で、他の労
組の旗開きが重なるなか、総勢28名の仲間が集結。お忙しいなか来ていただき、ありが
とうございました。
今回は大西学園街宣の中でも過去最大級の規模で、コンサートには学校関係者を含め1
000人近くの人が集まるイベントなので、事前の会場下見から、配布用のチラシを初め
て自分で作成し、稲葉書記長にも、封印された「大西学園の歌」に次ぐ、非常にキャッチ
ーな歌を作っていただき、ウクレレ教室の皆さんはこの日披露するため猛練習していただ
くなど、プレカリアートユニオン総出で、来たる本番に臨みました。
すでに街宣の情報を得ていた学園側は休日出勤で数名教職員を駆り出し警備に当たって
いましたが、そこは素人の仕事、入場口変更や来場者への誘導はまごつき、街宣を見聞き
させないようにする事は不可能になり、例年のようには整列させず、開場時間を早め、来
た人をとにかく早く入場させる事に撤するのが精一杯のようでした。
そんな失態をよそに我々の街宣は始まり、通路でチラシ入りのティッシュを来場者に配
布しながら、参加者のスピーチリレー、ウクレレ&ギター弾き語り、当該用務員のスピー
チ、最後は私のシュプレヒコールで締めくくりました。会場外では、ホール真ん前につけ
た街宣車から新曲「大西学園戦隊」がエンドレスにリピートするという、入場口変更にも
対応し、通行人にもアピールするという徹底ぶりで、今回の大規模宣伝行動は大成功に終
わりました。
■抗議から「諭し」へ
今回の街宣の様子はプレカリアートユニオンのYouTubeチャンネルから見られますので
、ぜひご覧ください。
オススメは私が1分59秒ただただライフラインを止めた張本人の教職員2人を前に怒
鳴り散らすという、謎のプチバズり(再生回数5600回・1月23日現在)したショート
動画なのですが、最近では自分の街宣以外でもマイクを握る機会が増え、スピーチも単な
る「払え!」「ふざけるな!」のような抗議だけではなく、学園側に反省を促したり、話
し合いによる解決を求めたり、学園関係者に向けて学園側から理事長を説得するように話
したりと、今までのスタイルを抗議から「諭し」へと少しずつ変えてきました。
もはや大西学園理事長の暴走は止められる状況にはなく、代理人弁護士と顧問社労士が
さらなる紛争化を招いていて、もう学園側から反省、謝罪する気はなさそうで、これに対
してまともな抗議だけではなんら効果もなくなってきたので、広く市民に伝える、世論に
訴えかける事により、紛争を終結し、健全な学校運営を働きかけるようにシフトチェンジ
する時期にきていると感じています。
■ウマくいくか? 勝負の2026年
今年に入ってから毎朝、駅前や人通りの多い交差点などでの「スタンディング」を始め
ました。最寄りの武蔵小杉駅以外にも中原区を中心に区外の溝の口駅(宮前区)や市外の日
吉駅(横浜市港北区)でもやりました。近隣の有名私立校の法政二高、慶応義塾高校の通学
路でもやりました。常識的に考えてもおかしなことをやらかしている地元の教育機関が
確かにそこに存在していて、数々の問題を抱えたまま子どもたちを預けるのがどれほど健
全な成長に影響を及ぼすのかを地域の教育問題として共に考えていただくきっかけになれ
ばと思っています。
通常のチラシとは別に12月から「大西学園用務員ニュース」も発行しています。現在
は1月号で通算2号目なので、今のところは月刊ですが、(いつまで続くかは…?)いずれ
は「大西学園側の仮処分申し立て棄却!」や「大西学園に労働委員会から救済命令発出!」
などの号外や速報も出せたらと思っています。
こちらは街宣時にティッシュと共に配布するものと、学園の周辺の住宅に毎号500部
ポスティングしていて、他のチラシなどとは違い、用務員の心境や想いなども綴っていま
す。
さらにはX(旧Twitter)で「ポスデモ」も開始。毎月9、19、29日の夜9時から11
時に開催しています。詳しくは私のXアカウント(@tsumo1300_2600)の固定ポストをご覧く
ださい。投稿が増え、ニュースやトレンド入りするとさらに拡散され、大西学園への圧力
になりますので、ぜひご協力ください。
2026年は今まで以上に今後の大勝負に関わる大事な1年と位置づけ、より活発に行
動していきます。
■皆さまからの支援をチカラに
年末年始は皆さまからのカンパ、支援品を多数頂戴し、無事新年を迎える事ができ、と
ても感謝しております。
まだまだ長く厳しい闘いになりそうですが、2人で支え合い、心折れる事なく、皆さま
からの支援を原動力にして「明るく 激しく 楽しく」闘ってまいりますので、引き続きの
ご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。
M.O(大西学園争議当該組合員)
2026.1.22 プレカリアートユニオン 清水直子
会社では言えなかったことを会社の外で話す場所を始めました。
――「プレカリアートユニオンの社内通報窓口」YouTubeライブ
アーカイブ
https://www.youtube.com/live/PntU0_rM7jw?si=QxgMyZqOTCDCRa98
ブログ記事
https://precariatunion.hateblo.jp/entry/2026/01/22/124749
社内のコンプライアンス窓口やハラスメント相談窓口に相談したのに、何も対応してもらえなかった。それどころか、その後の職場で居心地が悪くなった――そんな経験はありませんか。
「これ以上、社内で声を上げるのは怖い」
「でも、このまま我慢し続けるのもしんどい」
そう感じている人のために、会社の外にある、もうひとつの相談の入り口として、
プレカリアートユニオンは、YouTubeライブ番組「プレカリアートユニオンの社内通報窓口」を始めました。
この番組は、
「すぐに労働相談をしなくてもいい」
「何か行動を決めなくてもいい」
という前提で、
社内で起きているおかしなことや、言葉にしづらい違和感を置いていく場所です。
※個別・具体的な労働相談については、コメント欄ではなくLINE労働相談で受け付けています。
プレ配信(アーカイブ公開中)
2026年1月21日(水)16:00
視聴はこちら
https://www.youtube.com/live/PntU0_rM7jw?si=QxgMyZqOTCDCRa98
プレ配信では、
・なぜ「個人加盟ユニオン」が最初の相談先として有効なのか
(労働基準監督署や弁護士との違い)
・パワーハラスメントをめぐる誤解と、労働組合だからこそできる対応
・相談から解決までの、現実的な道筋
など、
「労働相談」と「交渉」のあいだにある空白を埋める話を、
執行委員長の清水直子、書記長の稲葉一良が対話形式でお届けしました。
「相談するほどか分からない」
「相談していいかどうかを、まず相談したい」
そんな段階の方にも向けた内容です。
今後の配信予定(変更する場合があります)
2月4日(水)14:00~16:00
2月10日(火)14:00~16:00
2月18日(水)14:00~16:00
2月25日(水)16:00~18:00
【出演者】
清水直子
プレカリアートユニオン執行委員長。1973年生まれ。フリーライター、非正規労働者が中心の個人加盟ユニオンの活動を経て、2012年のプレカリアートユニオン結成に参加。
共著に『縁辺労働に分け入る』(かもがわ出版、2024年)、著書に『ブラック企業を許さない!』(かもがわ出版、2014年)など。
稲葉一良
プレカリアートユニオン書記長。1984年生まれ。特定社会保険労務士、FP、宅建(合格)。
バンド活動(ゴリラ人間ズ、JIVES、HIGH LIMIT 185 ほか)を行うベーシスト、ウクレレ講師としても活動。
最後に
社内で声を上げられなかったことは、
あなたの弱さではありません。
この配信は、
何かを決める前に、ひと息つくための場所として続けていきます。
必要なときに、思い出してもらえたらと思います。
正式な労働相談は、コメント欄ではなく
LINE労働相談 https://page.line.me/340sctrx?openQrModal=true
2026.1.21 プレカリアートユニオン 清水直子
組合員の手記をプレカリアートユニオンブログに掲載しました。
「Sa Tulong ng Union, Nabawi ang Hustisya」
組合員の手記&解決報告(フィリピン人労働者の組合員がタガログ語で書いた手記と日本
語訳)
パワーハラスメント被害に遭った上、解雇され加入
ユニオンのおかげで正義を取り戻すことができた
https://precariatunion.hateblo.jp/entry/2026/01/20/131847
【日本語訳】
私は、日本でパワーハラスメントの被害者となった一人であり、また、プレカリアート
ユニオンに助けられた多くの人々の一人です。
■ミスを自分のせいにされ責め立てられ
最初のうちは、会社からの対応は特に問題のないものでした。しかし、同じ職場で働く
フィリピン人のリーダーが、会社に対して事実と異なる報告をしたことをきっかけに、状
況が変わりました。その不正確で曖昧な情報に基づいて、私への扱いは徐々に悪化し、つ
いには会社の社長から目をつけられるようになりました。私自身は、一度も事実確認をさ
れることはありませんでした。
ある日、職場でミスが発生し、その責任を私が負わされました。しかし、その時私はそ
の場におらず、ミスをした事実はありませんでした。それにもかかわらず、私がわざとミ
スをし、仕事を妨害したのだと決めつけられました。私はその場にいなかったことを説明
しましたが、それでも謝罪をしました。しかし問題は収まるどころか、さらに厳しく責め
立てられるようになりました。1年も前の過去のミスまで持ち出され、何度も私の責任と
して責められました。
■社長から「警察に通報する」とのLINE
強いストレスを感じ、翌日、私はもう一度社長と話し、事情をはっきりさせ、リーダー
からも説明をしてもらおうと考えました。しかし、実際に社長が来ても、リーダーは一切
話をしませんでした。その代わり、私はひどい言葉を一方的に浴びせられ、まともな話し
合いは行われませんでした。後から分かったことですが、その場に来る前から、リーダー
はすでに私について多くのことを社長に話していたのです。
最終的に、社長は私の話を一切聞くことなくリーダーの側につきました。家に帰ると、
社長からLINEが届き、私がリーダーと会社に迷惑をかけたのだから謝罪しろという内容でした。さらに、しばらく出勤しないように言われ、会社から連絡すると告げられました。期限までに従わなければ警察に通報するとも書かれていました。私は社長に電話をかけましたが、一切応答はありませんでした。恐怖のあまり、事態を収めるために仕方なく謝罪しました。
■ショックで入院。正義を求めて組合へ
これらの出来事により、私の心身は完全に限界を迎えました。体調が悪いため仕事を休
ませてほしいと伝えましたが、翌日には解雇通知が届きました。精神的なショックが非常
に大きく、私は約1か月間、精神的な不調により入院することになりました。
退院後も体調は万全ではありませんでしたが、このままではいけないと思い、私たちは
正義を求める行動を始めました。その中で、知人の紹介によりプレカリアートユニオンと
出会い、ユニオンが会社と交渉し、事実関係を明らかにするために動いてくれました。会
社、プレカリアートユニオン、そして私自身が参加する話し合いの場も設けられました。
その話し合いで、なぜこのような対応をしたのか会社に問いただしましたが、会社は明
確な説明をすることができませんでした。社長は「リーダーからそう聞いた」「妻からそ
う言われた」と繰り返すだけでした。明確な理由は示されず、同席していた弁護士も納得
のいく説明をすることはできませんでした。最終的に、会社は私に謝罪し、療養中は会社
として支援すると約束しました。
■自分が正しいなら声を上げて自分を守る
それから約1か月後、私が受けた被害に対する補償を行うことで合意に至りました。私
は、ここまで支えてくれたプレカリアートユニオンに心から感謝しています。ユニオンの
おかげで、私は正義を取り戻すことができました。
この経験は、私にとって大きな教訓となりました。
ただ優しくしているだけでは守られないこともある。自分が正しいと分かっているなら、声を上げ、闘い、自分自身を守らなければならない。
N(組合員)
2026.1.19 出版ネッツ 杉村和美
出版・Web関連で働くフリーランスのユニオン・出版ネッツの杉村です。
2月2日、第3回生成AI問題勉強会を開きます。第1回「著作権」、第2回「ディープフェイク」につづき、今回は「クリエイターの声を聴く」がテーマです。クリエイターではない方も、この問題に関心のある方のご参加をお待ちしています。以下、転載、共有歓迎です。
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第3回生成AI問題勉強会
生成AIに対するクリエイターの声を聴く
~権利のあり方を議論する~
昨年10月31日、講談社や小学館など出版社17社と日本動画協会、日本漫画家協会が「生成AI
時代の創作と権利のあり方に関する共同声明」を発出しました。日本フリーランスリーグが「生成AIと日本のクリエイターの未来についてのアンケート」調査を呼びかけたところ、25,000通の回答が寄せられたそうです。
国を挙げて生成AIの利活用が推進される中、クリエイターは何を危惧し、どのようなルールを求めているのか。生成AI時代のフリーランス・クリエイターの権利のあり方を議論したいと考えています。
みなさまのご参加をお待ちしております。
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○日時:2026年2月2日(月)19:00~21:00
○開催方法:Zoom(オンライン)のみ
○料金:1,000円(Peatixで申し込み)/出版ネッツ組合員は無料
○内容:【第1部:報告】「生成AIと日本のクリエイターの未来についてのアンケート」調査結果と提言
【第2部:質疑応答と討論】講師との質疑応答、参加者同士の意見交換
○講師:西野ゆかりさん/一般社団法人日本フリーランスリーグ理事長
○主催:出版ネッツ(問い合わせ先:https://union-nets.org/misc)
※参加申し込み → https://peatix.com/event/4807848/view
●2026.1.6 プレカリアートユニオン 清水直子
プレカリアートユニオンの清水直子です。
特定の社会保険労務士による重大かつ悪質な行為について、当ユニオン組合員が厚生労働大臣および社会保険労務士会に対して懲戒請求を行いました。
https://precariatunion.hateblo.jp/entry/2026/01/06/110701
本件は、学校法人大西学園で長年誠実に勤務していた、住み込みで働く用務員2人が、最低賃金を下回る賃金や未払い残業代の是正を求めてプレカリアートユニオンに加入し、団体交渉を行ったことを契機として発生した労務紛争に関わるものです。
当該組合員は、組合活動を行ったことなどを口実に無給の懲戒停職、解雇、さらに住居を兼ねていた職員用施設からの退去要求という、一連の深刻な不利益取扱い・支配介入を受けました。これらについては現在、懲戒無効請求事件および解雇無効・地位確認等請求事件として、裁判所に係属しています。
問題の核心は、こうした労使紛争の過程において、使用者側に関与していた社会保険労務士が、労働者本人に対して行った直接の言動にあります。
2025年4月9日、当該社会保険労務士は、組合員を呼び出し、対面の場で、本人と、住み込みで働くパートナーとの性行為を撮影した動画が存在すると述べました(実際はそのような動画は存在しませんでした)。当該社会保険労務士は、当該動画について「ハメ撮り」と表現したうえで、「大西学園にご迷惑をかけるのであればですね。(省略)それを本当に拡散すると。それが嫌なんであれば、もう出てってほしいと」、「学園内でアダルトな性行為を撮影する。室内ならまだしも。その動画をFさん(※イニシャル処理)は持ってるっていってます。あのー、僕のLINEでは拡散するっつってますから、世界中に。本当に拡散されちゃいますよー」などと述べて、当該社会保険労務士の要求通りに用務員室から退去しない場合は、F氏という第三者が持っていると主張する本件性行為動画を拡散すると脅迫し、退去を強要してきました。
これらの発言はすべて録音されており、録音音声および反訳書が存在します。組合員は、この行為が刑法上の脅迫罪および強要罪に該当するとして、警察に刑事告訴を行っています。
社会保険労務士は、労働関係に関する専門家として、事業の健全な発達と労働者の福祉の向上に資することを使命とする存在です。その専門家が、労働者の権利行使に対し、性的情報の拡散を示唆する形で沈黙と退去を迫る行為は、職責を著しく逸脱するものであり、断じて許されるものではありません。
本件は、単なる不適切発言の問題ではありません。労務紛争の解決ではなく、労働者の排除を目的とし、人格や尊厳を踏みにじる手段が用いられた点で、極めて悪質かつ深刻です。社会保険労務士制度そのものの信頼を揺るがしかねない事案であると、私たちは受け止めています。
プレカリアートユニオンは、立場の弱い労働者が、専門家を名乗る者からさらに追い詰められることを看過しません。
本件について、関係機関において厳正な調査と、相応の判断がなされることを強く求めるとともに、今後も労働者の尊厳と権利を守る立場から、組合員を支え、発信を続けていきます。
当該社会保険労務士の行為に関する証拠や関連する音声・動画はこちらです。
大西学園応接室内に用務員を呼び出し「ハ○撮り動画」を所持していると主張する者と電話をつなぎ退職を強要する大西学園顧問の佐賀豊社労士(2025年4月9日・大西学園応接室)
https://youtu.be/hhj80tNHX9M?si=5SDSjoVxgsfZl6h3
大西学園顧問の佐賀豊社労士が用務員の「ハ○撮り動画」の提供を受け労働問題の裁判の証拠として提出すると恫喝(2025年4月9日・佐賀豊社労士との電話)?
https://youtu.be/qBIGxLBNl4I?si=bm0MlpKBmLLOkRFj
社労士法改正、問われる職業倫理 大西学園顧問S社労士の暴走 「レイバーフェスタ2025」3分ビデオ応募作品
https://youtu.be/wVetgpfHOdg?si=K0m2ols_NZ10vrho
大西学園争議については、こちらをご覧ください。
【記者会見】武蔵小杉の学校法人大西学園による兵糧攻め、住居である用務員室からの追い出しに対抗し、用務員室に立てこもって闘う用務員2人が仮処分申立!(2025年4月4日・厚生労働省)
https://youtu.be/oRw3KFryrwE?si=2bjX14rMQpaqYu-u
【提訴報告】最低賃金違反をただそうと声を上げた用務員2名を即日解雇、住まいの退去まで強要した大西学園を相手取り、地位確認裁判を提起しました
https://precariatunion.hateblo.jp/entry/2025/12/09/153149
「大西学園」の用務員2名、正当理由なく解雇。「あなたの街(武蔵小杉)の学校で、なぜ“即日解雇”が起きたのか?」
https://precariatunion.hateblo.jp/entry/2025/10/14/125338
大西学園未払い賃金請求訴訟で組合員M.O.さんが意見陳述。意見陳述書を公開します
https://precariatunion.hateblo.jp/entry/2025/05/27/232153
職場の理不尽、疑問については、プレカリアートユニオンLINE労働相談へお気軽にどうぞ。プレカリアートユニオンはおかしいことにはおかしいと言い、組合員とともにしっかり闘い、理不尽を正します。
https://page.line.me/340sctrx?openQrModal=true
